風の吹く 太陽と虹の大地で きみと

凸凹しながら生きてる毎日。
それってきっと最高に素敵な事なんだと思う。

頑張り始めた息子

2012-02-08 08:00:00 | 育児
療育センターの先生のアドバイスで、ホワイトボードに息子の毎日やる事を書いて、1週間きちんと出来たらご褒美がもらえるルールを始めた。


通常学級より情緒学級に居る時間が長いので、宿題も情緒学級の先生から出してもらうようにした。
先生と話し合って少なめにしてもらったのが功を奏して、今まで家では全く勉強しなかったのに、宿題は毎日『楽勝!』と言ってやるようになり、歯磨きも『手伝って~。』と甘えていたのが少しずつ自分でやるようになってきた。

学校でもスキーを本人曰く『かなり頑張った。』らしい。


ホワイトボード作戦は順調に行き始めた。




「今週、オレは凄く頑張ったんだから一番欲しいものを買ってくれるんだよな。」

「おぉ、約束だからな。」

と夫が息子を連れて買いに行ったけど、一番欲しいものが品切れになっていていつ入るか分からない状態だという。



なみだ目の息子。



「どうしてオレの欲しいものが品切れなんだよ!オレは本当に頑張ったんだ。
スキーだって足が痛くて痛くて仕方ないくらい頑張ったんだぞ!」



ちょっとかわいそうなので、違うおもちゃ屋さんに行ってみたけどやっぱり品切れ。
でも、そこで『ダンボール戦機』の武器を見つけたらしく、それを買ってもらって何とか機嫌もなおって帰ってきた。




その日、来週の時間割を学校に忘れてきてたので情緒の先生に電話をした。


「この間のスキー、凄く頑張ってましたよー!
下のリフトで午前中滑ってたんですけど、午後からはその上のリフトに乗って、上から滑って降りてきたんですよ。」

と、情緒の先生が教えてくれた。



ビックリ!

スキーの練習に連れて行った時は、やっと滑ってて、転んだ時だって一人で起きるのも大変だったのに。
足も痛くなるはずだよね。


本当に頑張ったんだ、えらいぞ。

頑張りやさんの息子を思わずハグハグ