先日、和歌山県のお客様の建家に雷が直撃!
複合機がウンともスンとも言わなくなったということで、行ってきました。
確かに、ウンスン
それで代替機に交換して当社へ持ってきました。
シャープ MX-2310F本体
下の写真は、電源基盤なのですが、写真中央にコンデンサーが2つ並んでいます。
水色と深い緑色の二つ でも深緑のコンデンサーも元々水色をしていたのです。
このコンデンサーをよく見ると、足の部分で割れています。
コンデンサーの周りの基盤が薄く黒くなっていいるのがわかります。
落雷により、電源から高圧の電気が基盤に入りコンデンサーを壊してしまったのです。
さすがにここまでやられているのは初めての経験
これでは、避けようがありません。・・・機械は直りますが これが人だったらと思うとゾーっとします。
そして電話線の入口 左側がFAXの入口(一次側)です。
ここも、左右比べていただくとわかると思うのですが、うっすらと黒くなっています。
さらに、FAX基盤を止めている本体側ブラケットのネジの止めている場所。
真ん中の穴のあいた部分です。この部分だけがはっきりとゼブラ状に黒くなっています。
今回は、100V電源と電話回線どちらからも雷の高圧電流が複合機内に入ってきていました。
こうなると、複合機は全く動きません。
この複合機は、リース物件のため、動産保険にて修理が出来ます。
リースをすると、火災 落雷 盗難 水害に適用される動産保険が自動的に加入することになります。
リースのいいところです。
これを修理しようと思うと、基盤だけでも10万円では収まりません。
また、これだけの衝撃があったわけですから、どこまで高圧電流が基盤を壊しているかもわかりません。
現在は、メーカーが夏休みのため具体的な修理にかかるのは来週以降
そこで、電源基盤 第一FAX基盤 第二FAX基盤の3つを取り寄せ交換する予定ですが、ほかの基盤も
怪しいわけですから、交換してから様子を見ることになります。
当社は、複合機のレンタルも行っている関係で、レンタル用にカラー複合機の在庫が常時あります。
今回のようなことになりますと、代替機が必要となってきますが、当社は当日に代替機で対応させていただきました。
このように迅速に対応できるのも当社が自社でメンテナンスができる会社だからと思います。
複合機を単に販売するだけの会社では絶対できない対応ですので、お客様も安心して使っていただけると思っています。
今回は電源までやられたので、避けようがなかったわけですが、インターネットをADSLやケーブルでやっている方
100%ではないかもしれませんが、少し安心できるものがあります。
LAN用の雷ガードです。
当社も5月に落雷があり、データ保存用のHDD (RAID10のNAS)がやられました。
その対策として、これをルーターとモデムの間
HDDの入口とHUBの間
と壊れては絶対に困る箇所に取り付けています。
また、FAXの入口には電話専用の雷サージも取り付けました。
万事OKとは行かないかもしれませんが、念には念をいれて対策をしています。
しかし、今年も落雷の大き年です。
5月から毎月どこかのお客様の複合機が落雷で故障しています。
壊れて困るのはお客様だけでなく、当社もその対応に追われますので、落雷を心配されるような場所のお客様の複合機には雷サージを無料で取り付けさせていただきました。
雷サージ対策で検索すると、サンワサプライかUPS(無停電電源装置)メーカーくらいしか見当たりません。
もっと雷サージの商品の種類を増やして充実して欲しいと願っています。
RJ45(LANケーブルの接続口)用がこれしか無いのです。電話線ばかりです。
ケーブルTVでインターネットをやっているお客様の場合、落雷でモデムが壊れたと言うのをかなりの数経験しています。
電話線を使ったADSLよりもトラブルが多いと思います。
モデムはケーブルTVの物ですので、無料で交換してもらえますが、それから以降でLANケーブルでつながっているPCや複合機 プリンターは保証してくれません。
モデムから雷が走ってきて、PCや複合機のLAN接続口(NIC)を壊されたという現象は今までのPCサポートで何十回も経験しています。
長くなりましたが、ともかく雷対策をしておいたほうがいいのではないでしょうか。