どっこいしょ・よっこらしょ

70歳を過ぎた爺さまの「日常・楽しみ・喜び・幸せ」なこと

ノーサイド【2月号】

2010年06月28日 14時11分03秒 | 捨てられない本
ノーサイド(1996年2月)懐かしのラジオデイズ
ふっと本屋で目にしたノーサイドである。
 ラジオで育った私としては、即座に購入した一冊である。
 もちろん本棚の特等席にお住まいを戴いている。
 
昭和20年代~30年代、テレビが一般家庭に普及する前はラジオが宝物であった。
 茶の間の箪笥の上に、ラジオ様が鎮座していた。
 真空管ラジオで、ダイヤルを合わせる時に「ピーピー、ガーガー」と雑音が発生。
 昭和30年代に、トランジスターラジオが登場。

浪曲、落語、民謡、尋ね人放送。子供向けラジオ放送。ともかく家族揃って楽しんでいた。
 子供向け放送では、赤胴鈴之介 鐘の鳴る丘 三太物語 笛吹童子 さくらんぼ大将
などが記憶に残っている。
1丁目1番地 鐘の鳴る丘 向う三軒両隣など家族向け放送も人気があった。

そんな古き良き時代の情報が詰まった本である。

ラジオ放送を耳で聞き、発想、想像、創造を行う。
 同じ番組を聞いても、一人ひとりが発想し、想いを巡らしその人の感性で楽しんだ。
 テレビには無い楽しさがあった。
そんなラジオの世界。ナレーションや司会者、出演者の話力、力量が求められていた。



赤胴鈴之介の収録場面との事
 左側に吉永小百合さんが
あの頃は、小百合さんの声にどんな子供が出演しているのか想像を巡らしていた
 赤胴鈴之介の映画をみて、納得・感激した事を思い出す






 


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