折々の

季節と趣味の木彫りを

初の震災住民が高台移転合意

2011-12-07 09:15:03 | Weblog

 あれから間もなく9ヵ月なる(また本格的な冬到来)
まだまだ津波の爪痕が写される荒廃したテレビ画面。

3月寒さの中、学校や公民館等不自由な何カ月にも亘る避難所暮らしから仮設住宅・他地域に移住等。夏から秋を越し年内にここまで意見集約ができたのは凄い。

津波の恐怖に何度も晒されて、今回やっと自分たちの住まいを高台に集団移転という形で最終合意をした気仙沼の小泉地区。100所帯を超える人々が最終的に合意したというニュース。
40~50代の現役世代が中心になって進めたという。ここに至るまで様々な意見を出し合い、
地権者の合意を取りつけ生活、街づくりの計画まで先輩格の北海道・奥尻島の事例(早期に実現したものの、住民同士のつながりが失われた)等を北大の教授からアドバイスを受け、地区が集団で移りコミュニティーを維持することを大事に市に計画案を提出するという。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿