やさしさを

生きていく道をみながら

ハナ、ハト、マメ、マス。

2014-10-26 14:11:27 | 日記
 先日東京の知り合いの方が、「を佐藤愛子さんの老兵の消灯ラッパ」」を「読んで」と置いていってくれました。愛子さん、八十四歳の作です。
ハナ、ハト、マメ、マス。  12年生まれ小学校1年生の読本です。これから始まっています。 その頃は学校へ上がるまでに字が読める子は少なかったと思います。勿論此の田舎の事ですが...   私事ですが夫十四年生まれ、 「ハナハト」で、私は、少し後の,サイタサイタ、サクラガ、サイタ。とページの下部分の綺麗な桜の絵と、カタカナの印刷がとても新鮮に感じられた思いがします。愛子さんは、此の後、ご存知の方もおありでしょう(キグチコヘイの死んでもラッパを口から離しませんでした。進軍ラッパです。  等々ズバリ々と気持よく 世相を切ってあります。
 時々 そうそう、とか、納得です、とか、頷きながら読み終えお返し致しました。が。
暫くは、心に残って私の糧に成って呉れるかも知れません。  今ふと 〈肉弾三勇士)の
話を思い出しました。三人の兵が爆弾を抱えて敵の鉄条網を体と共に爆破した話です。
  これも読h本に乗っていて、子供ながらも感動したことを覚えています。
 三十歳位の方にお聞きしてみました。「小学校一年の国語の最初のページを覚えている?「何が書いて有ったか全々覚えが無く気にもしていない。」との返事です。  考えて見れば
今の子供達は、幼稚園、または保育園で、最低でも自分の名前は書けるように成って入学するので、文字と向き合う新鮮な気持?感じることは無く何の抵抗も無く学業に入っているのでしょう。 
 因みに私は、(犬も歩けば棒に当たる)昭和はじめのイロハかるたで文字を覚えて、トランプ遊びで数字や計算が、身について、(お正月はみかんや、南京豆)を賭けて其の遊びばかり。なので国語も算数も覚えてしまいますよね。
   世代は変わりもうどんなに頑張っても着いて行けない事が多くなって来ました。
暫く振りで、佐藤愛子さんに元気を頂いた気が致します。     

                             汀