さそりのらびりんす~ヅカへのつぶやき~

気が向いたときにヅカのことを書いてます。
劇団に物申したいことはたくさんありますが、宝塚ファンは今後も続けます。

ストルーエンセおまけ話

2023-02-15 23:46:51 | 雪組

二幕でテニスのシーンが出てきますよね。

急になんでテニスやねん、っていうツッコミもありましたが、

テニスはそもそも貴族のスポーツだったので、

テニス好きでもある私としては、全く違和感はありませんでした。

マッケンローと並んで一時代を築いたボルグと

貴公子と言われたエドバーグはスウェーデン出身。

北欧はテニス強豪国でもあるのです。

現役だと現在世界9位、今後1位を狙えるかも!?のルーネがデンマーク出身です。

ヨーロッパの王家は大体イギリス王家と関係があるので、

イギリス発祥のテニスが貴族の間で盛んになったのでしょうかね。

 

テニスといえば、私の大好きな昨年引退してしまったフェデラー。

彼のバックハンドの美しさが大好きだったのですけど、

ジェンヌさんなら、この背中の角度出せるのかなあ???

と配信を見つつ、ラケットを振る姿を横から見せてくれ、と思ったのでした。

 

どうでも良い、おまけ話でした。

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ストルーエンセ配信

2023-02-15 23:02:28 | あーさ

ストルーエンセ配信の感想。

めっちゃ書きたかったけれど、とにかく忙しくて書く暇がない。💦

マジで早く3月になってほしい。

(まだ、だいぶあるな・・・)

 

で、で。

ストルーエンセですよ。

舞台はナマモノなので、劇場での感想とライブ配信の感想は違っているとは思うのですが。

あーさの美は圧倒的に配信向きですね。

というか、あーさ、カレーちゃん、れいこちゃんという圧倒的美!!

が同期という95期ってマジでなんなの?

奇跡以外の何者でもありません。

(うらら様もいるし)

黒木瞳さんや涼風真世さんがいた67期(?)以来の美人の期で間違いないでしょう。

 

と、

話がそれました。

ストルーエンセについては中野先生の本で予習済み。

そして、ネタバレ感想も読みまくりの私の感想としては、

普通に面白かったです。

というか、オールドファンは駄作の敷居がものすごーーーーく低いので

このレベルを駄作と言ったらアキマセン、と思ってしまいました。(爆)

実は、この間、日向薫さんのサヨナラ公演である「紫禁城の落日」を見てまして、

良くもまあ、こんなもの20回以上見たよな、と自分で自分に感心してたんですよね。

時代が違うとはいえ、ストルーエンセは普通に楽しめるレベルでした。

 

コスチュームもので、かつ恋愛ものでもあるという点で

宝塚の基本をしっかり押さえてあります。

そして、あーさのストルーエンセはチャラ男かと思うと、野心家で、

恋愛で溺れるという色んな顔を見せてくれました。

あーさの唯一と言っていい欠点はスタイルなので、

コスチュームものはどうだかなあと心配していたのですが、

配信で見る限り、全く問題なし。

というか、似合ってましたよねー、特に赤いお衣装のやつが。

あれ、スチール出たら速攻で買いますよ。

今回、主演なので歌も多くありましたが

またお上手になりましたよね。

お芝居も歌もダンスもかなりレベルが高く、そして

何よりあの圧倒的な美しさですよ。

めっちゃ主役感あるやん、と思ったのは、私がファンだからなのでしょうかね。

特筆すべきは、音彩唯ちゃんとめちゃくちゃお似合いだったこと。

絵画から抜け出たかのように美しい二人でしたね。

ワタクシが配属の時から相手役にと密かに狙っていたのは間違いなかった、とニンマリ。

音彩唯ちゃん、朝凪鈴さんに似てますよね。

りんりんさん(朝凪さん)、可愛くて大好きだったのです。

このお似合い感って、またまた昔話で恐縮ですが、

白城あやかちゃんが星組に組替えになって、シメさんと組んだ時の衝撃に近いかも。

 

そして、王続きのあがちん。

あーさとは魔法使いに続いて、主演と二番手コンビですが、

二人の相性がまたいいのです。

正反対だからお互い光るとも言えるし、お互いのないところを補強し合えるとも言えるし。

 

幕開き(幕が上がる前から?)の鈍いブルーの背景。

ポスターにもなっている背景は、デンマークの海を表しているのでしょうね。

北欧の人にとっての春と私たちにとっての春は捉え方が違うということを

思い出しました。

以前、フィンランド国立バレエ団のムーミンバレエを見に行ったことがあるのです。

春が来てムーミンが目覚める場面でのこと。

私たちの感覚だと、春はウキウキワクワクです。

ところが、春が来ても、音楽が一向にウキウキワクワクにならず、

むしろ、じっくりゆっくりと溶けてくるような印象で、

北欧の人というのは、基本が憂鬱で明るさが少ない気質では、と感じたわけです。

北欧は鬱病の率が高いというのを聞いたことがありますが、

これは、日射量が少ないことも影響しているのかもしれません。

フィンランドと同じ北欧デンマークが舞台であるストルーエンセでは、

あの鈍い青は北欧の海であり、全く変わらない古いままの宮廷であり、

そして、叶えられなかったストルーエンセの夢を表すものでもあったのかなと思いました。

ドイツ人のストルーエンセーにとっては、

時代は変えられるものであったかもしれないけれども、

北欧の人は急激な変化は望まないし、そもそもあり得ないものだったのかもしれません。

 

作品的には確かに役の書き込みが浅いというか、

演者がどう表現していいのかわからないところはあったかなと思います。

ストルーエンセとマチルデがいつ惹かれあったのかわからないという感想も多かったですが、

これはそう思って見るからか、配信がしっかり映してくれたからか、

最初は軽くひっかけるだけのつもりが、王妃の見たことのない面を知って

惹かれたのだなとはわかりました。

とはいえ、確かにもうちょっとセリフなり場面なりを作った方が

最後の悲劇が生きてはくるのでしょうね。

クリスチャン7世はもっとおかしな人なのでしょうけど、

あがちんにやらせる以上、そこまで変な人にさせるわけにもいかず

中途半端になってしまったところもあったのかなと。

どうしても、蒼穹の昴の光緒帝と被ってしまうところもあったので、

諏訪さきちゃんと役を交換した方が既視感なくて良かったような気もしました。

その諏訪さきちゃんのブラントは何がやりたいのかわからなくて

なんで最後だけ急に助けに来るねん???と謎でした。

 

とはいえ、繰り返しますが、私は普通に楽しみましたので、

DCでの観劇も楽しみですし、おそらくスカステを待ちきれずに

円盤も買ってしまう気がします。

 

配信はTVに飛ばして見ていたのですけど、あーさが出てくるたび

テレビに近づいていって、直立不動で見る始末でした。

いや、もう、退屈してる暇なんてありませんよ。(笑)

本当に、あなたはなんでそんなに美しいの!?

(なのに努力家で着実に毎回実力もUPって素晴らしすぎる)

コメント (2)
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