今日は父の命日で 朝から家のことを片づけて
それから実家に向かいました。
11時にお願いしたお坊さんは11時きっかりにいらして
いつものお経を上げて下さいました。
お経を聞きながら 私はず~っと父の遺影を眺めていました。
もう20年以上も経つのに 父はずっとあの時の父のまま。
当たり前だけど^^;
でも 母はすっかり年を取り、おばあちゃんになりました。
本人に言ったら怒るから言わないけど^^;
お坊さんが帰ってから母が、
「もうあの世でとっくに再婚してるよ、パパは。」
急にそんなことを言い出しました。。。
父は再婚、母は初婚だったので、母はいわゆる後妻です。
だから姉は父の連れ子ってことになるんです。
そんな父だからか母は、
「パパは女の人に優しいから もうとっくにママのこと忘れて
再婚してるに決まってるよ。」
この年になってもそんなこと考えるのね、女って^^;
母が未亡人になった時 まだ母は42歳でした。
その時は私も もう40を過ぎたんだから
母が再婚なんてしないだろうって思っていました。
結局 母は未だに再婚もせずに一人なんですが
今 私が母の年に近くなると
42の若さで再婚もせずに子どもの為だけに生きて来たなんて
寂しくなかったのかな。。。
そんなことを考えてしまいました。
だって私は今アラフォーになったって
まだまだ恋をしているわけですから^^;
若い時って 30代や40代はもう枯れていくのみよね~(-"-)
って 「愛」とか「恋」なんて10代20代のもの
そんな風に思っていたけれど
今 自分がその年齢になってみたら
男も女も そう簡単に老いるものじゃないんだなって思います^^;
すごく大人な年齢のような気がしますが
30歳も 40歳も そして多分50歳も
今と大して変わらないような気がしています。
「人間は亡くなる時までに完成する」
って言葉を聞いたことがありますが、
まさにそうなんでしょうね。
人生は一日一日の積み重ねで そんなにいっぺんには
高く登れないのよ ってことなのよね。
だから 焦らないで 時々立ち止まっても
後ろを振り返っても 一歩戻る時があっても
ゆっくりゆっくり前に進めばいいってことなのよね。
母は年を取ったけれど まだ父に未練を残しているから
再婚もしなかったのだと 何だか一途な一面を
垣間見た気がした法要でした。。。
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