映画 大好きな画家 筑井孝子

一年に60本を目指す画家の感想

タカタイ11月号

2013-11-29 08:02:30 | 仕事
昨日もらったのを 文章で読みやすく添付しますね。。

今は
まったく 気にしてないです

結局 検査はできなくて
二月に 再検査まちです

でも なんとか なるよ

それまで

人に 暖かく 金銭的にも 生きて行ければ いいって 
おもってる


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◎絵を描ける平和 感謝

 「元気」だけが取りえの私ですが先日の定期検診で引っかかり、群馬大の精密検査を受けることになりました。乳がんの疑いです。そんなとき、いつもお世話になっている方から「群馬パース大学を描いてくれないか?」と電話がありました。
 群馬パース大学は10年ほど前に高山村へ行ったとき、なんてステキな建物があるんだろうと思って車を止めてみた学校でした。その学校が高崎市問屋町のキャンパスに「体育棟」を建てた記念に絵を贈りたいというのです。
 すばらしい校舎と体育館です。いつもより何倍も何倍も大きな紙は、手で持つことができません。自分の車の影に入り、地面に座り込んで描き始めました。前日の台風のせいか、風に流れる雲が秋を連れてくるように奇麗です。
 再検査は3回目になっていました。「絵を描けるんだな」って、しみじみ思いながら筆を運びました。帰って調べると「パース」はポルトガル語で「平和」という意味だそうです。私が20年以上続けている造形教室の「シャローム」もヘブル語で「あなたに平和があるように」という意味です。平和で絵を描けることにあらためて感謝しました。
 完成した絵を渡すとき、大きく模造紙に絵を描いて「のし」にしました。学校が喜んでくれるかドキドキしていたら数日後、「先生、すごく喜んでいたよ。それに見たことのない『のし』で感激していた」と連絡がありました。そして「おれだって病気だったけど、元気でやっているから」と。絵を買っていただいたうえに励ましてもらい、泣いてはいけないなと思いながら、ぽろりと涙がでました。
 検査結果はまだわかりません。「異常なし」かもしれませんが、人に対する考え方や自分のあり方、いろんなことを考えさせられる絵になりました。
 (上毛新聞「タカタイ」平成25年11月8日掲載)
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