中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校現場の「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

(255)研究授業、ワークショップでメモをしない

2018年01月28日 | 教師としての自己啓発
 先日、カウンセリング講座で模擬面接(ライブ)を拝見しました。
 私はカウンセラー役を務めた講師の先生の言葉、そしてノンバーバルなコミュニケーションまで学ぼうと、ペンをおいて、模擬面接を見ました。
 私は周囲を見回しました。
 聴講者全てが、学校職員です。
 その聴講者のほぼ全員が、下を向いて熱心に記録をとっていました。
 
  「もったいない。今、ライブで行われている面接で、カウンセラーの表情、目線、言葉の間など、観察するべきなのに。」
 と、私は思いました。

 お目当の講師の講演会、発表、研究授業でも、私はほとんどメモをとりません。
 目の前でライブで起こっていることを、目と耳で感じるとることに集中しています。

 私たち教師は、知識注入講義型の授業を受け、ペーパーテストで良い成績を取り、今日の立場に至っている人が多いと思います。
 私たち教師にとって、「学び=メモをとる、ノートをとる」となっている人が多いと思います。
 メモを取ることを否定しません。
 私も、忘れたくないことをメモします。
 私が言いたいことは、目と耳を使って、ライブで行われていることを感じましょうと言うことです。
 
 今日の話題は、知識、記憶力重視のこれまでの教育と、体験、思考、創造などこれからの教育の違いに関係するように思います。


 別の話題 1
 私が学んでいる「英語教育達人セミナー」の講座では、ときどきジャパンライムさんのビデオ撮影があり、翌月にはストリーミングで講座を見ることができます(有料)。メモ不要で、受講することができます。

 別の話題 2
 プレゼンテーションスライドの撮影のシャッター音は、聴講マナーに反すると思いませんか。やめましょう!

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