今週はお盆。
ということで、お休みの職員が多くて、薬局はいつもとは少し違った勤務体制でした。
だいたい週1回くらいでまわってくる在宅訪問のシフトが、週3回で入っていました山本です
月曜PMに5件、火曜AMに10件、土曜AMに7件
プラス水曜日の夕方に臨時で1件、お腹が痛いので今日中に来てほしいという患者さん宅へ自転車で行ってきました
在宅訪問は好きなので、暑いこの時期でなければうれしいシフトなのですが…
あゆみ薬局の在宅訪問は患者さんの担当制をとっていないので、
一人の患者さん宅へ、毎回違う薬剤師が訪問することがほとんどです。
そして、100人ほどの患者さんを12人で訪問しているので、よくあたる人とそうでない人がいたりします。
患者さんの入れ替わりも結構あって、覚えるのが大変になっています。
今週は、イレギュラーなシフトのおかげで、久しぶりに会えた患者さんもいました。
高齢の方だと、ほんの数か月もしないうちに様子が変わってしまっている方もいて、びっくりすることがあるのですが、
今日会えたYさんはいつもと変わらない感じでテレビを見ておられました
ん?「本当にあった怖い話」?
「Yさんなんでそんな怖いの一人で見てるの~!」(山本はこの手の番組が苦手)
「え?あ~なんか適当につけてたんやけど、今始まったんよ」と見てるんだか、見てないんだか特に気にしていないYさん。
俳優さんの恐怖におののく迫真の演技と、いかにもなんか出てます的なオドロオドロしい効果音が流れる中、
できるだけテレビを視界に入れないようにして服薬指導をし、薬をセットする山本。
Yさんは認知症のために薬を飲み忘れることが多かったのですが、
現在は配食サービスの方がご飯と一緒にその日の薬をテーブルの上に置いて下さっていて、毎日飲めるようになりました
もし薬が残っていたら、次の日にテーブルから引き揚げておいて下さるので、飲みすぎてしまうことも防げます。
最近のデイサービスや往診の話を聞いたり、残薬をチェックして、怖いものを見ずに無事脱出
配薬予定の家を全て回って帰ろうとしていると、薬局からケータイに電話が入りました
Oさんに臨時薬が出たので、今日中に配薬してほしいと往診センターから依頼があったとのこと。
薬局へ戻り、できあがった薬を持ってOさん家へ
Oさんは土曜日往診で月曜日配薬のスケジュールの方ですが、来週の月曜日はショートステイに行くので家にはいません。
毎月2回のショートステイを利用されており、定期薬が次の配薬予定日まであるのかを確認しながら処方日数を調整してもらっています。
月曜日はよく祝日があるし、往診は2週間に1回だしで、配薬計画になかなか頭を使う患者さんの一人です
とりあえず今日は臨時薬だけだし、大丈夫だわ~と思い、
ピンポンを押して、こんにちわ~とOさんのいる部屋へ入る山本
入ってすぐのところにテレビが置いてあるOさんの部屋
本当にあった怖い話を見ているOさん。
……Oさん、あなたもですかい