6月13日(日曜) part 2
御殿を後にし
月波楼へ
月波楼(げっぱろう)
こけら葺き寄棟の屋根、
土間と膳組の間を吹放しにした茶室が月波楼である。
土間正面に床と出書院のある四畳の一の間、
右手(東側)に七畳半の中の間と四畳の口の間がある。
絵馬
「唐船に和漢乗合之図」
または
「古物之唐船に日本人船あそびの図」
ゆっくりとした時間を楽しみながら
先人の偉大さを感じつつ
今の時代につながっている事に感動です。
* 月波楼は古書院に近い池辺の高みに建つ茶亭で、
正面中央を広い土間にして開放的である。
月を見るのによい位置にあり、
土間の右手の部屋は、池を眺めて見晴らしが良く、
土間の奥の座敷から北を見ると池は隠れて見えない趣向である。
化粧屋根裏の竹の垂木(たるき)が船の底のような形に組んである。
* 説明はパンフレット・ポケットガイドから拝借しました。
ご訪問ありがとうございました。
船底天井
月波楼全体を船底天井という化粧屋根裏が覆っている。
葭簀(よしず)を並べた野地を竹木舞で押さえ、
中央を曲木の束一本で支えて軽い印象を与える工夫がなされている。
一の間だけは天井を張り、床と出書院を備えている。