さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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吐き気に効くのは?

2010年01月23日 20時58分40秒 | 体調あれこれ
一時に比べると、吐き気が殆どなくなったので
実験的にパリエットを中断しています。
やめて数日は変化なし。
やめられるかな?と思ったけれど、
再び就寝時に吐き気で目が覚めるようになりました。

枕元にナウゼリンをおいているので、飲めば楽になります。
ナウゼリンを頓服で飲めばいいのか
パリエットを続行すべきなのか。

ちなみに薬価は大違い。
パリエット・・・184.7円
ナウゼリン・・・19.4円
安いほうで効果があるなら、それに越したことはありません。

パリエットとナウゼリンでは、お薬の働きが異なります。
パリエットは胃酸分泌抑制剤。
胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎の薬
ナウゼリンは消化運動改善薬。
胃腸のはたらきをよくする薬、吐き気止めの薬

私は薬剤性高プロラクチンをおこしたこともあり
一時は高プロラクチンを起こす可能性のある
吐き気止め(プリンペラン、ナウゼリン等)は使えませんでした。
そのため、吐き気にはパリエット増量で対応。
その後、高プロラクチンの犯人がルボックスだとわかったので、
ナウゼリンを使っても大丈夫でしょうとなり、頓服でたまに使ってます。

ただ。
この間、大学病院で検査したら
またプロラクチンが上がっていたのです。
(なんでプロラクチンが検査に入っていたのかは謎)
60ぐらいだったので、軽度上昇ですねと言われただけですが
ナウゼリンを再開したのが原因かなあと思ったり。

とりあえず、自分でOーringしてみました。
そしたら、意外にもナウゼリンOKでパリエットは微妙っぽい。
O-ringというのは、
その時の自分に必要か不必要かを判断するので、
時間をおいてすれば、違う結果が出る可能性もあります。
どっちを使うのがいいのか。
まあ、来週診察があるので、その時に相談することにしましょう。
(当たり前か(笑))

ちなみに、H2ブロッカーやPPI(プロトンポンプ阻害剤)は
胃酸分泌を抑制し、消化酵素の活性を維持できるため
膵炎の治療薬に用いられる・・・とモノの本には書いてあります。
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明日になれば

2010年01月23日 19時36分22秒 | たわごと
バイトからの帰り道。
日が長くなったことに気づきました。
入院前(12月中旬)は真っ暗になってから帰っていたので
まだまだ寒いけど、春が近づきつつあることを実感。

暦の上では、先日大寒で、
ここから立春までが一番冷える時期。
でも、一番冷えるという時期を過ぎたら
あとは暖かくなるばかりです。
厳冬は、春への始まりとも言えるわけですね。

そんなことを考えながら運転をしていたら、
『風と共に去りぬ』のスカーレット=オハラのセリフを思い出しました。

「明日になればなんとかなるわ。明日になれば、レットも戻ってくるわ。」

帰ってくるわけないやろっ!
と突っ込んだけど、
あの状況でも帰ってくると思える、
スカーレットのポジティブシンキングはすごい。

冬はやがて春になる。
でも、春もいつまでも続かず、また冬がやってくる。

良いことばかり続かなければ
悪いことばかりも続かない。
人生ってそんなものかもしれませんね。
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早期は可逆的?

2010年01月22日 15時43分15秒 | 慢性膵炎と日常生活
『最新医学』を再度読み直していたら、
興味深い記事を見付けました。

大槻 眞 Drの論文より。

慢性膵炎の確定診断基準は、慢性膵炎の終末像であり
この段階で診断された膵炎は非可逆的である。
慢性膵炎は糖尿病、悪性腫瘍などの合併率が高いため
慢性膵炎を早期の可逆的な段階で診断し、治療する必要がある。

この文章をそのまま受け取れば、
確定診断が下りない段階で治療すると
治る可能性があるということのようです。
確定診断=終末像については、主治医も
「石灰化や繊維化は膵炎の末期に近い」
と仰っていました。
軽症のうちからの早期治療が重要だということですね。

改めて、殿に感謝しておこう。
いや、もっと感謝すべきなのは
最初に見付けてくださった、かかりつけ医かしら。

ただ、問題なのが。
アルコール性慢性膵炎では
確定診断の数年前から臨床兆候や検査異常が認められるのに対して
特発性慢性膵炎では
確定診断される前に臨床兆候や検査異常がとらえられることが少なく
早期に把握することができない
ということ。

早期治療が大事なのに、早期に発見することは困難。
では、どうやって早期発見するのか?
ということについては、残念ながら記述がありませんでした。

アルコールを良く飲む人には
アミラーゼの異常が出やすいというのは聞いたことがあります。
一方、特発性の場合には、
全く自覚症状がないこともあるということです。

また、アルコール性が時間とともに確実に悪化していくのに対して
特発性慢性膵炎の場合は、軽症の長い期間を経て
急速に確定診断に至る傾向があるようです。

つまり、異常がないと言われていていても
長い時間を経過した後に、
急に膵炎の確定診断になる可能性があるということ。
やはり、膵臓はなかなかに難しい臓器ですね。
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ヨーロッパ選手権結果

2010年01月22日 11時26分47秒 | フィギュアスケート
やはり、宇宙人は宇宙人だった。
4年ぶりに競技に復帰して、なんなく4回転を決めて優勝しちゃう。
彼ほど真ん中が似合う選手はいませんね。
プルシェンコ4季ぶり制覇

早速、動画を探しました。

どうだ、俺が一番だ!のプルシェンコフリー


練習でやっていた4-3-2は飛ばなかったようですが
まだまだオリンピックに向けてレベルをあげてくることでしょう。
演技構成点ではるかに自分を上回ったランビや
四回転ジャンパージュベールの存在が
プル様の闘争心に火を付けてるはず。

SP5位と出遅れながらも、2位に食い込んだランビエールのフリー


さすがの表現力。
スピンの軸がぴくりともしないし、滑りが美しい。
プルさまとは逆で、ジャンプなんてどうでもいいよと思える芸術性。

プルさまの重圧に負けたかな?3位になったジュベールのフリー


今季はベストなフリーを見ていないような気もするけど
にしてもちょっと出来が悪かったよね。

1位のプルシェンコは4-3を決め
2位のランビエールは4回転を二回。(ランビは3Aは回避)
3位のジュベールも4回転を1回。
やはり、男子シングルはこうでなくては!ですね。

SPではジュベールも4-3を決めていたら、プルシェンコを上回っていたかも?
フリーではランビエールに転倒がなかったらプルシェンコを上回れるかも!?
という可能性があり(たらればの話は意味がないけど)
4年前の絶対王者プルシェンコの時とは違って
どれだけベストの演技ができるかで
メダルの色が変わりそうな今回のオリンピックのほうが面白いかも。
それでも表彰台の真ん中がにあうのは宇宙人だと思いますがね。(笑)

にしても、ヨーロッパ選手権の表彰台の3人は見事なイケメン揃い。
ああ、目の保養。
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フィギュアヨーロッパ選手権

2010年01月21日 16時44分34秒 | フィギュアスケート
最近はネットのおかげで、
外国でしか放映されないフィギュアが見られるようになったのがうれしい。
昨日のヨーロッパ選手権、男子シングルでは
プルシェンコVSジュベールのガチンコ4回転対決が見られたようです。
早速、動画を探してみたけど、
ホントにすごい勝負でワクワクしちゃった。
高難度の技を競ってこそのスポーツだよね。
四回転回避の流れをぐいっと戻してくれたプルさまに感謝。
朝の公式練習で転んだと聞いていたので大丈夫かな!?と心配していたのに
まったく不安を感じさせない安定したジャンプ。
宇宙人はメンタルも人間離れしてるってことですね。(笑)
プルさまもジュベールも怪我上がりなので
フリーを滑る体力が少々不安ではあるけど
フリーでも二人とも神演技を見せてほしいな。

全米選手権では4回転を成功させたアボットが優勝したようだし
バンクーバーでは四回転をクリーンに成功させなければメダルは厳しそう。
という流れを見ていると。
高橋くんがどんなに失敗しても
試合で四回転にこだわってチャレンジし続けたのは意味があること。

高橋くんはTVのインタビューで
「オリンピックは今回が最後」と言ってたけど
27歳のプル様がまだチャレンジするのだから
最後と位置づけなくてもいいような。
ま、このあたりはオリンピックの結果次第といったところでしょうか。

今夜も携帯で男子フリーの速報をチェックすることになりそうです。
楽しみ楽しみ
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ワクチンの副作用?

2010年01月21日 16時44分21秒 | 体調あれこれ
このブログは備忘録を兼ねているため、毎日更新!が目標。
でも、昨日は更新する気力もなく、寝てました。
原因は膵臓ではなく、おそらく新型ワクチン。
19日の火曜日に接種にしました。
その日は眠気があるぐらいかな?だったのだけど
昨日は私は重病人か!?ってぐらいの倦怠感。
とにかくだるくてだるくて、起き上がれません。
お風呂に入ったら、気分悪くて倒れそうになるし。

昨日よりは今日のほうがだいぶ楽になりました。
もしこの倦怠感が副作用だったのであれば
打つ価値ないような気もします。
新型ワクチン接種後に持病を悪化させるなどして
亡くなっている人の数は季節性の比ではないようです。
特に高齢者に多いようで、
もともと高齢者はかかりにくいといわれているのだから
なおさらワクチン接種をする意味があるのかどうか疑問ですね。

さて。
昨日、母親がデパートのバーゲンで
パジャマを買ってきてくれました。
ピンク系のストライプのパジャマ。
わりにかわいくて気に入ったのですが、
この季節に自宅で着るにはちょっと生地が薄いかも。

しかし、母曰く
『家で着るにはちょっと薄いけど、向こうではエエぐらいやろ。

向こうって。
向こうってお母様。
向こうって、どこのことよ

賽の河原?
(冗談です)

「もう入院せえへんってば!」
と反論してみたものの
まったく信用ないらしく、スルーされましたわ。
(まあ、当然か。

パジャマって山ほどあるのだけど
どれもこれも結構痛んできているのよね。
節分の前に、思い切って処分しようかな。
節分の前には大掃除しようと思っていたのに
倦怠感で明日ぐらいまで棒に振りそうだし、
明日からはまた冷え込むとか。
結局出来ずに終わりそうなヨカン。
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免疫力アップのおかず

2010年01月19日 16時54分05秒 | 食べ物のこと
というタイトルに惹かれて
久々にオレンジページをお買い上げ。
でも、中身を見たら、膵炎患者は食べられないレシピばかり。(爆)
免疫力には脂質が必要だということだから
食事制限してたら、免疫力が落ちやすくなるってことね。

こういう事実に遭遇するたび、
『もっと脂質を摂るように。』
と仰った大学病院の主治医の言葉を思い出します。

実際のところ、脂質制限はどこまで必要なのでしょう。
膵炎の原因によって食事制限は異なるような気がするけど、
今のところ、ひとくくりにされているのも問題なような。

食べるべきか、食べざるべきか。
でも、高脂質なものを食べて痛くなったとしたら、
責任を取らされるのは大学病院の主治医じゃなく殿。
「僕は食べていいなんて言ってないよ。」
とか言われるかしらん。

いや。
この場合、殿は仕事だからいいのだ。(よくないが)
痛い思いをするのは他ならぬ私。
いい加減お付き合いが長いのだから
何を食べたら痛いのかという理解をしなくちゃいけません。

従って、答えは簡単。
脂質量云々は別にして
食べて痛くなるものは食べるなってことでしょう。

それに、脂質に一概に祟られるわけではなく、問題は質。
脂質が低くてもイカやタコにも祟られたので
消化の悪いものにも気をつけなくてはいけません。
早食いの癖を治すのが肝要かも。

さて。
レシピはまったく役立ちませんでしたが
折角なので、免疫力アップの栄養素をご紹介。

1.EPA
血流をよくして、免疫力を高める効果あり。
さば、いわし、ぶり等の青魚、うなぎ、たらこ、うに等に多い。

2.亜鉛
免疫細胞を活性化させる働きがある。
多く含まれる食品は、牡蠣、海老、レバー、赤身の肉。

3.ビタミンA・C・E
免疫力を高める効果あり。
緑黄色野菜、牛乳、卵、かんきつ類、大豆、ナッツ類

最初のEPAからして難関。
でも、緑黄色野菜と海老あるいは赤身の肉の組み合わせならレシピ可能ですね。
緑黄色野菜は膵炎患者もたっぷり取る必要のある食材ですから
意識して取るようにしたいと思います。
(最近、あまり取っていなかったことを思い出した。。。)
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どちらを選ぶ?

2010年01月19日 00時26分36秒 | たわごと
昨日のコードブルーで出てきた症例。

脳腫瘍で手術をすれば記憶や言語に障害が出る可能性があり
手術せずに放射線治療をすれば腫瘍が消えずに命を失う危険性がある。

この場合、どちらを選択しますか?

私は、脳血管性認知症の父を見ている体験からも
記憶をなくしてまで生きていたくないから
放射線治療を選択して、ダメなら死んでもかまわない
と言いました。

一方、一緒に見ていた姉は
リスクの%によるけれども
体の中に何かがあるのは嫌だから、手術する。
で、神頼み(笑)すると。

と、姉妹で見事に意見がわかれました。

ねーさんってば、神頼みかよっ。(爆)

まあ、しかし。
医学には限界があることだし、最後は神頼みしかないのかも。
昔から日本人は病気になると加持祈祷してたのだから
歴史に根付いてるし。(笑)
私も脳以外の部位なら、どんなにリスクが高くても手術を選択しますが
脳だけは考えてしまいますね。

あとは、主治医に掛けてみると思えるかどうかも重要なポイントかしら。

神頼みといえば、まだ初詣に行ってないのです。
家族の風邪もようやく終息しつつあるし
1月中になんとかしよう。
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あぶない、あぶない

2010年01月18日 23時55分23秒 | 慢性膵炎と日常生活
マリオねーさまのブログで、お薬は残量を確認するものらしい
ということを知った、アバウトなワタクシ。(笑)

そこで。
マリオねーさまを見習って
28日が診察日にどれだけのお薬が残るのか
ということを調べてみることにしました。

今回は絶食時に内服止められたし
入院中に3日分処方が出たし
1週間分ぐらいは残るはず。

エレンタールだけのときは消化剤は飲まないため
消化剤は2種類ともかなり余裕で残ってました。
ビソルボンは2週間、パリエットは10日分ぐらいの残量。
ブスコパンは足りなくて、かかりつけ医に処方して貰ったから残るのは当然。

が、しかし。
あれ??
フオイパンが足りないぞ。
あと56錠必要なのに、10錠ぐらい足りていない。

なんでえ??(・.・ )( ・.・)

しばらく考えて。
(考えなきゃ思い出せないらしい。)
痛みが強い時に追加で飲んだことがあるのを思い出しました。

だけど、思い出したところで薬がない事実はかわらない。
そこで。
あっちこっちに分散させてる分を集めたところ
(カバンの中や枕元)
ギリギリ足りました。

調べずに、うっかり追加飲みしたら
足りなくなるところでしたわ。
危ない危ない。

薬のご利用は計画的に。(何か違う)
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心暖まるひとこと

2010年01月17日 22時50分22秒 | たわごと
本日の通院は、車が出張中だったため
タクシーで行きました。

今朝、当地の最低気温はマイナス3度強。
寒さに耐性ないから、からだのシンから冷えるぅ。( ̄▽ ̄;)

さっむーい
と震えながらタクシーに乗ったらば
『寒いですねえ。』
と運転手さん。

今日は朝4時からの勤務だったから、本当に冷えていたって。
気候の話から始まって、
毎年、(殿)病院で人間ドックを受けてるとかいう話へ。

関西の特徴かもしれませんが、
おしゃべりな運転手さんには結構遭遇します。
私もご存知マシンガンですから(笑)
適度にお話しつつ、道中を過ごしました。

さて、病院に着いて。
降りる時に、運転手さんがお礼に付け加えたひとこと。

『お客さん、はよ治らなあかんよ。』

とっても寒かったけど、心は逆に暖まったのでした。
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