アユ母日記

東日本大震災
平成23年3月11日
あの日から会えなくなったアユと凛へ
思いが届きますように

今日 明日

2012年11月10日 | アユと凛のこと
昨日の「死」に対するお話し
今日はアユに話してみました。

「解らないヤツにムキになる事ないよ
おっ母はおっ母の思う通りでいいと思うよ
そんなヤツムシ!ムシ!」
と 答えをもらいました。


そんな事より
今日は凛の2歳2ヶ月の日
明日はあの日から1年8ヶ月

こんなにアユに会ってない
こんなに凛を抱きしめてない
会いたい ギュってしたい

明日も天気良いといいな
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人の死

2012年11月10日 | アユと凛のこと
いつもの居酒屋で飲み会
「死」と言う話になった。
「なんびとも死を考えてはならないんじゃないか」と

私はアユと凛がいなくなってから
「死」が隣合わせにあることを知った。
人には死は隣合せである。
明日、今のこの瞬間にも大事な人の死が訪れるかもしれない。
自分にもその日が来るかもしれない。
死が近い場所になった。
近い・・・と言うか
誰でもいつか行く場所
それを意識して日々を過ごすようになった。

それは
アユと凛を想うから

「死を思いながら生きるのはおかしい」とその彼は言った。
それは子どもをなくしてみないと解らない。
今居る子を思う気持ちとはもっと違う
もっと深い想いをその彼に解るとは思えないし
解ってもらおうとも思わない。

私にはそれを想わなくなる事は
アユと凛を想わなくなる事
自分をもっと苦しい場所に置いてしまう気がしてならない。

自分がメチャメチャになってしまえ と想った
自分が生んだ子が自分より先にいなくなって
でも親として私はアユと凛にどうしてやればいいのか
アユはどうしてもらいたいか・・・イロイロ考えた。
答えはでないまま
そして 1年8ヶ月 やっと今居る。

アユも凛も
「ただいま」って帰って来てくれたら
死を考えながら生きる事はないかもしれない。

今 やっと生きてるんです。
「死を意識するな」と言わないで下さい。
そうしないと生きていけない人も居るんです。

わからない人はやっぱり
言葉を発してはいけないと思う。
いつもと変わらずそっとしておいて下さい。

何を言われても
私の想いは揺るぎない。


コメント (4)
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