海難１８９０

１１月も半ばとなり、すっかり寒くなりましたが皆様お元気でお過ごしですか？

私は変わらず仕事に明け暮れていますが、元気にしていますよ。

ここ一週間は野球の国際大会「プレミア１２」で盛り上がっていますね。

厳しい戦いを強いられながらも、しぶとく見事な逆転劇で予選を一位で通過した侍ジャパン。

一戦毎に強くなっていますが、一発勝負の準々決勝からが本番。

如何に調子の良いピッチャーを使って相手打線を押さえ込み、大当たりの中田を中心に攻撃のチャンスを着実にものしていくかが大事ですね。

さて「１３日の金曜日」の夜、パリでは悲惨なテロによって１３０人近くが死亡する事件が起きました。

言語道断であり、許せない犯行です。

亡くなった方々の冥福をお祈りせずにはいられません。

現在、トルコでG20が開催中。

世界が一致協力して、テロを許さない断固とした決意が必要です。

トルコと言えば先日、トルコ共和国と日本を結ぶ映画の試写会に行ってきました。

１２月５日に公開となる「海難１８９０」

親日の国だという認識はありましたが、トルコと日本の間にこんな素敵な絆があったとは知りませんでした。

１８９０年（明治23年）に起きた「エルトウールル号海難事故」で和歌山県の田舎の人々が、必死にトルコ人乗組員を救助した事実。

１９８５年（昭和60年）イラン・イラク戦争当時、「テヘラン邦人救出劇」でトルコの人々の恩返し。

本当に感動しました。

やはり人間同士・・・

外交は本来、その原点から始まっていることを我々は忘れてはいけないと思います。

メガホンを捕ったのは浦河町出身の田中光俊監督。

監督からのメッセージです。

「利休にたずねよ」の映像美も見事でしたが、今回も素晴らしい作品に仕上がっています。

是非ご覧頂きたいと思います。

今回のパリでの爆破テロで、シリア難民の受け入れについても大きな問題になってきます。

如何に世界平和が大事か・・・

人類は、全ての人々が平和に暮らせる世界をつくるための懸命な努力を、続けていかなければなりません。