前道議の挑戦 その3

前北海道議会議員。
日頃の活動と私の“想い”を感じ取って頂ければ幸いです。

海外調査報告 最終版

2013年12月19日 | インポート

今朝は良いお天気の札幌市内です。

新琴似駅で半年ぶりに朝街宣しましたが、放射冷却現象で冷え込んでました。

やっぱり猪瀬知事、辞任を表明しましたね。

海外調査報告の最終版です。

終わりに
 「今はこの方法しか道が無いのだから、自信を持って処分をしている。後は後世の人たちが決めることだ。」
 今回視察をした先進地の国々は、ヨーロッパ的な合理主義だとも思います。
 では日本はどうすべきか?
 幌延や瑞浪で研究は行われているものの、それはあくまで研究のための施設であり、残念ながら日本では最終処分場の候補地も決まっていない状況にあります。
 活火山を抱え地震国である日本が、果たして安全な最終処分場を造ることが出来るのか?
 各地域に分散している使用済み核燃料を一カ所に集めることが果たして正解なのか?
悩ましい問題です。
 しかし、日本は現在も50基(福島を入れれば54基)もの原子炉を抱えており、既に約17.000tもの使用済み核燃料が存在している事実を受け止めなければなりません。何時までも燃料プールに置いておくには限界が有ります。安全性にも疑問が残ります。
 最終処分は難しい課題ですが、原子力発電の恩恵を受けてきた我々には、解決しなければならない使命が有ると考えます。
 私は原子力発電所の安全基準が大変厳しくなった現在、運転の安全性が担保された発電所については、最終的に各発電所の近隣の地下に最終処分を行うことも一つの方法ではないかと思います。
 また、最終的な判断は国が決定すべき事ですが、幌延が有り、泊原発を抱える我々道民も大いに関心を持つべきテーマだと改めて感じました。
 また今回の調査を糧として、当選以来、産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会の一員として所属している私自身、これからも北海道のエネルギーのあり方について、ライフワークとして取り組んでいきたいと思っています。
 今回の調査の機会を与えて頂いた皆様と、同行した議員各位を始め、関係する全ての皆様に感謝を申し上げ、報告とさせて頂きます。
 ありがとうございました。

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