昨日は「北海道マニフェスト塾」最終日。
一ヶ月の集中講座もようやく終了です。
1講目は、北海道宝島社・代表取締役の鈴木 宏一郎さんから、『20年後に価値残る(≠勝ち残る)ために「観光まちづくり」の取り組みを!』と題して講演頂きました。
『北海道体験.com』を立ち上げた経緯や想い。
北海道の魅力を再認識し、体験型観光プログラムからまちづくりを行っていく必要性を、事例を交えながらお話し頂きました。
まずは、地元を再評価することから始めることを再認識しました。
2講目は相内 俊一・小樽商科大学大学院教授から、「過疎と高齢化と財政難の北海道地方都市は活力をとりもどせるか」と題して講演頂きました。
赤平市でのコープさっぽろと小樽商大ビジネススクールの共同研究の実践は、大変興味深いものがありました。
赤平の高齢者を巻き込んで、健康診断を受けさせ、更には体力増強プログラムを受けさせる。
そのことによってお年寄りを元気にさせ、町の活力を取り戻す取り組みが、行政さえも変えていった。
また、相内教授独特のしゃべりが面白く、これからの推移を楽しみにしていきたいと感じました。
3講目はいよいよ最後の講義。
福島町議会・溝部 幸基議長から「議会改革の課題」と題して講演頂きました。
人口5000人の福島町議会は日本一開かれた議会として、マニフェスト大賞で3回連続受賞しました。
その優れた改革は、溝部議長が先頭となって抵抗勢力と闘ってきた、苦労の賜であったと思います。
保守的な小さな町の議員を私も経験していますので、その大変さがよく解りますし、その中で着実に歩を進めてきた福島町議会の実践に心から敬意を表します。
最終講は一昨日に引き続き、塾生のマニフェスト発表。
審査をして頂いて、残念ながら「大賞」2名の選に漏れましたが、私も「特別賞」の4人の一人に選んで頂きました。
最後に中島塾長からのご挨拶で終了です。