昨晩は、かでる2.7で開かれた、日本自治アカデミーが主催、グリーンシード21が共催する「アジアと北海道のつきあい方 パートⅢ」に出席しました。
50名を超える方々の出席で、席が足りない位の大盛況。
講演第一部は、小樽商科大学大学院博士課程研究生・沈 潔如(シン・チェイル)さんから「台湾における北海道ブランドの可能性」と題して講演を頂きました。
沈さんは台湾の出身で、マーケティングが専門。
台湾における北海道観光は“成熟期”に入っていること。
依って、団体ではなく個人客が増え、「北海道は憧れの地である」事に変わりは無いが、サービスの質を上げて行く必要があること。
“訪れる地”から“購買する地”に変えること。
「北海道ブランド」は独自認証制度などを活用し、台湾の中堅スーパーなどにも販売網を広げること、など・・・
今後の展望も含め、北海道ブランドの可能性を話して頂きました。
第二部は、(株)インターナショナルコミュニケーション 代表取締役社長の李 漢錫(イ・ハンソク)さんから「日韓観光の現状について」と題して講演を頂きました。
韓国と付き合うためには、ハングル語も含め、まず何よりも韓国を知ること。
北海道からもっと情報発信すること(特に春と秋の)。
新千歳空港の新国際線ターミナルの使い勝手の悪さ。
などなど
貴重なご意見も頂きました。
講演を聴いて、北海道はまだまだアジアで可能性を秘めていること。
アジアの国々にとって、魅力的な土地であること。
もっと北海道自体が海外に開かれた土地になる必要性。
を改めて感じました。
もっと頑張れるぞ、北海道!!
開会の挨拶を述べる谷 一之・日本自治アカデミー 理事長
左は司会の庄司 清彦・NHK札幌放送局記者
沈 潔如さん
李 漢錫さん
閉会の挨拶をする石川 康弘・グリーンシード21代表