四阿(あずまや)雑記帳

四阿(あずまや)にて、ひねもす愛づるものに囲まるる泡沫(うたかた)の日々

風刺漫画誌「パンチ」その2

2012-11-11 | たまにはUKおたく

「パンチ」には様々なイラストレーターが投稿していますが、日本で一番知られているのはジョン・テニエルではないでしょうか。

但し日本では、ジョン・テニエルは風刺漫画家としてではなく、「不思議の国のアリス」の挿絵画家として有名なのです。

「不思議の国のアリス」が出版された当時、筆者のルイス・キャロルは無名、対して挿絵画家のジョン・テニエルはすでに「パンチ」の人気イラストレーターでした。

「不思議の国のアリス」は出版と同時に大ヒットしましたが、テニエルの挿絵も大きな役割を果たしたのでしょう。
最初はキャロル自身が挿絵を描いたのですが、素人である管理人が見ても「このまま出版したらヒットはなかったのかも」と思ってしまいましたから。

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風刺漫画誌「パンチ」その1

2012-11-07 | たまにはUKおたく

「パンチ」とは、19世紀イギリスで刊行された風刺漫画週刊誌です。

風刺漫画とは、社会や政治を風刺した1コマ(4コマの場合も)の漫画。
新聞の2面に載っているアレです。

「パンチ」に掲載された風刺漫画は、その内容、芸術性共に評価が高く、専門書や教科書に掲載されることもしばしば。
リアルで繊細なタッチには魅かれるものの、19世紀イギリスの社会や政治に疎い管理人には理解不能だったりします。

唯一少しだけ理解できたのがコレ↓

クマ(ロシア)がライオン(イングランド)の家を訪問している。
国交を表した作品です。
クマを歓待するわけでもなく、ふんぞり返ったライオンの態度はいかにも大英帝国。
クマが持ってる傘には納得。
イギリスは雨が多いですから傘は必携。

国が動物に例えられるのは風刺漫画の世界ではよくあることです。
スコットランドがユニコーン、中国が龍、アメリカが鷲、などなど。

では日本は・・・?
残念ながら19世紀当時ヨーロッパでは日本という国は完全に視野の外でした。
仮に描かれるとするなら侮蔑的な表現でしょうから、日本人にはあまり見たくない図かも。

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