地元の人に聞いた話。
時々「梅の手」を持つ人がいるそうな。
梅干しを漬けるとき赤紫蘇を塩で揉んで色を出すのですが、「梅の手」を持つ人がこの紫蘇揉みをすると鮮やかな赤色が出て真っ赤な梅干しが出来上がるのだと。
同じ紫蘇を使っても色が出ない人はどうやっても出ないのだと。
この話を聞いて、今年は初めて真面目に梅干しを漬けてみました。
今日は土用の天日干し。
結構きれいな色だけどちょっとピンクっぽい。
干す→梅酢に漬けるを3回くらい繰り返すとさらに真っ赤になるらしいけど。
ちなみに画像処理はしてません。
管理人を「梅の手」の持ち主と認定するには微妙な結果でした。
「梅の手」の真偽はわからないけど、なんだかロマンのある話です。
西洋では植物を育てるのが上手な人を「緑の手を持っている」といいますね。
科学的解明などせずに伝承のまま残しておきたいものです。
梅干しできあがりました。