A-感想ブログ

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BLACK BLOOD BROTHERS 第1話「黒き血の兄弟」

2006年10月28日 | その他アニメ
遅ればせながらうちの地域でも放送が始まりました。
ちなみに、この作品を事前にチェックしていなかった理由は、「BLACK LAGOON 2nd」とこの「BLACK BLOOD BROTHER」を同一作品と勘違いしていたからです。
まさか同時期にこんな似たような名前のアニメが放送されているとは・・・。
しかも、日本シリーズ放送の延長のせいで第一話を録り逃しました。(代わりにミーア・キャンベルが銃で撃たれる話が映ってた)
最近野球の延長がないからうっかりしてたなぁ・・・。
でも、友人からのお恵みでビデオを見せてもらったのでちゃんとチェック済みです。
そんなわけで無事見ることができた「BBB」の感想、いってみましょー。


序盤。
何かワケ有りな長髪さん(おそらく主人公)が、第一話の最初の場面とは思えない人生を捨てきったような言動をしています。
「あら?暗い話なのかな?」とか予想に耽っていると、私にとってはそれどころではなくなる発言が、色白なお兄さんの口から発せられました。

ジロー。剣で、嘆きは拭えない」

JIRO―――?!!!

なんて純和風な名前!!!
というか、この人は日本人だったのか・・・。
香港が話に出てきたんだから、普通に考えて日本も存在するんだろうけど、これはちょっと不意打ちを喰らいました。
そのジローさん、やけくそ気味に戦いに出たり、金髪の少女の出現でおもしろいくらい動揺したり、「なぜ裏切った?!」と自分から聞いておきながら、理由を話すと「黙れぇ!!」とか言っちゃう素敵な一面を見せたり、開始10分も立たないのに色々と忙しそうな人です。
カルシウムが足りていないのかもしれません。

ほとんど解説がないまま話が盛り上がっていくので、「きっとコレは、過去の話に遡って、今に至るまでの話が描かれるんだ」と予想したところ、過去へ行くどころか10年後にタイムスリップ!!!
ちょっと待って!私ついていけない!!
ろくに人の顔も覚えられないまま舞台が移ってしまいました。


10年後・・・そこでの場面は船の上。
金髪の可愛い少年が登場しました。
声優的に、さっきの金髪の少女と血縁者なのかな?
少年が、いかにも「吸血鬼が入ってます」的な棺に話しかけます。
しかも・・・

兄者、兄者ー!」

ANIJA―――?!!!
えええええええ!!!
なんでそんな男前な呼び方?!!
金髪碧眼の少年なら、もっとこう、「兄様」とか「兄さん」とかそれらしい呼び方があるだろうに、よりによってなぜ「兄者」なんでしょうか?
いっそ「兄チャマ」とかの方が似合ってないか?
12人の妹たちもびっくりです。
しかもこの少年、兄が眠っている棺を「兄じゃ・兄じゃ・あーにーじゃー!」と言いながら、ガスッゴスッと殴りつけるではありませんか。
見た目によらず男らしいというよりも、どこかバイオレンスちっくなものを感じます。
ギャグなのか、それとも可愛い顔して棺をブチ怖そうとしているのか、一瞬わかりませんでした。

さて、ここで再び、私にとって衝撃の発言が。
船を探検しようとする少年が、兄者からの言葉を思い出したときのことです。

「いいですか、コタローさん」

KOTARO―――?!!!
ちょ、ちょっと待てー!!!
ジローはまだ理解る。
黒髪だし、まぁ「ジロー」と言われれば「ジローな感じ」です。
けど、金髪碧眼少年に「コタロー」て。
今時日本でもお目にかかれないような古風なお名前でいらっしゃる!
この少年・コタローには、ほんと、初登場数分の間に3度も驚かされました。
(まぁこの兄弟が本物かどうか疑わしいので、名前に関しては本名ではないのかもしれませんが)

船を探検するコタロー。
途中、一人の少女と出会ったり、おじさんに「どこかで会ったことない?」とナンパのような台詞を吐いたりしているうちに、何だかよくわからない戦闘に巻き込まれそうになります。
そこに眠りから覚めた兄が登場。
って、棺おけごと目覚めるの?!
どえらい登場の仕方ですね・・・目立つなんてもんじゃぁない。
お目覚め後の兄は、銃撃戦を笑顔で無視し、勝手に出歩いたコタローへのお咎めを優先させます。
先ほど、コタローに対して「バイオレンスちっくなものを感じる」と書きましたが、兄はもっとバイオレンスでした。
いやいやいやいや!
コメディ使用な音楽がバックで流れてるけど、ちっとも笑いで済ませられるお仕置きじゃないよね、それ!?
その上、コタロー自身もそんなお仕置きに慣れた様子なんですが、この兄弟にとってはこれが日常茶飯事なのでしょうか。
オーフェンがマジクやキースに向けて魔法をぶっ放すのと同じノリ?
「やれやれ」と微笑ましそうな目を向けられても、そこらじゅうに開いてる穴が痛々しいです。(とりあえず、船長さんに謝ろうね)


戦闘前に、オールドブラッドやらブラックブラッドやら難しい会話が繰り広げられていましたが、頭の悪い私にはいまいち飲み込めず(これは100%私が悪い)、あれよあれよという間にジローさんが敵(?)をぶっ倒していきました。
結局、ジローさんの活躍で銃撃戦は終わり、謎の少女や黒髪姉さんんたち密航者は無事逃げ延びることに成功。
この人たちも色々の訳ありのようなので、今後もまた登場しそうです。

そしてラストは、ヒロインと思われる女の子の寝乱れ寝起きシーンでエンディングへ・・・。

望月兄弟たちが何をしようとしているのかとか、そもそも何を目的としている話なのかは第一話の段階ではわかりませんでしたが、私としては大変楽しく見させていただきました。
二話以降も、この古風な名前の兄弟の旅を見守っていきたいと思います。



※(28日追記)
どうやら、「コタロー」ではなく「コタロウ」のようです。


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