aya-note

アイススケート、アート鑑賞、食べ歩き等の雑記。

中之条ビエンナーレ2017 沢渡暮坂エリア①

2017-09-10 15:10:23 | アート鑑賞
沢渡暮坂エリアです。
といっても、暮坂の方へはまだ行けてないので、今回は沢渡のあたりだけ。
旧沢田小学校が新たに展示場所に加わったことで、このエリアのボリュームが大幅にアップしました。
ゆっくり観ようと思うとけっこう時間がかかります。
そして、展示数の多い旧沢田小学校は駐車場が混み混みでした。


本郷芳哉さんの「ぼやけていく記憶」。
旧沢田小学校は玄関を入ったところから大がかりなインスタレーション。


渡邊智子さんの「位置する空間-色彩の効能-」。
広々とした廊下スペースでの展示。
中之条の山々を表現したそうです。


花輪奈穂さんの「こもれび、こだま、風のいろ」
とてもフォトジェニックなこの作品。
私はインスタやってないけど「インスタ映えしそう~!」と思いました。
光の加減でそれぞれの写真の見え方が違って、とても面白かったです。
たまたま作家さんとお会いすることができ、お話を伺うことができました。
素材はペット樹脂というペットボトルと同じものなのだそうです。
透明な素材に浮き上がっている写真だから、窓の外の風景にも溶け込んでいて、何とも素敵な空間でした!!

ちなみに写真はありませんが、この部屋の隣は毎回楽しみにしている小林正樹さんの展示会場でした。
作品のタイトルは「-影と光-」。
映像作品だったので写真には撮らなかったのですが、本当にすばらしかったです。
見入ってしまって、その後しばらく魂が抜かれていました。
ネタバレになってしまうので内容については触れませんが、右端と左端にあるスクリーンをお見逃しなく。

沢渡温泉のあたりは道幅が狭いので、晩釣せせらぎ公園に車を駐めて歩きました。
アップダウンの激しい道でけっこう疲れますが、いい運動。


アーサー・ファンさんの「日常の線描回路」。
繊細な線で描かれた作品がずらり。
本当に細かくて、丁寧に描き込まれています。
こちらも作家さん本人がいらっしゃって、作品について丁寧に説明してくださいました。
この作品の数々、作家さんが通勤中に描いたものなのだそうです。
円の直径でいつ描いたものなのかが分かり、直径が大きいものほど最近の作品なのだとか。
色はその日の直感で決めているとおっしゃっていました。


ちなみにガイドブックの裏表紙になっているのはこちらの作品。

いやー、沢渡エリアも内容が濃かったなぁ。
圧倒されました。本当に。
まだ暮坂エリア、六合エリア、中之条伊勢町エリア、名久田エリアが廻れていないので、近々また行こうと思います。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中之条ビエンナーレ2017... | トップ | サンシャワー展(森美術館) »
最新の画像もっと見る