ベストセラーになった「自由を探して」(ロイター)
       

 英王室ジャーナリストらによる話題の暴露本「自由を探して」(原題)が今週ついに発売された。同書を購入した読者からは「メーガン妃とヘンリー王子を美化したフィクション」「興味本位で買ったけど、カネを無駄にしてしまった」など辛らつな感想がある一方、「英国メディアがうやむやにしていた疑問を解決してくれた」「中立的な内容だ」と評価する声も多い。

「ハリーとメーガンと近代王室の作り方」との副題がつけられた同書は、米TVプロデューサー、キャロリン・ドゥランド氏と、英王室ジャーナリストのオミッド・スコビー氏による共著。王子夫妻が「2017年の婚約から数多くのや誤解による葛藤といかに悩み苦しんできたかを描いた伝記」となっている。

 11日にハードカバーや電子書籍で販売が開始されると、通販大手「アマゾン」の英国、米国、カナダ、オーストラリアなど英語圏サイトではすぐにベストセラー入り。

 一般読者からは書評が次々に寄せられ、13日現在、評価は5段階で最高の星5つと最低の星1つのおおむね両極端に分かれている。また、米国では7割が高評価し、英国では二分されている。

 高評価は「やっとメーガンとハリーについての誤解が解けて幸せ」(米)、「露骨なヘイトや明らかな偏見のない見解が読めて良い」(米)、「英ゴシップ紙のうそが暴かれた」(英)など、多くは同書が〝中立的立場〟から書かれているとしている。

 それに対し、低評価は「この本はメーガンとハリーについてはすべて良く書かれ、ほかの人はすべて悪者扱い」(米)、「明らかにハリーとメーガン本人が書いている」(米)など。中には購入したものの、「吐き気がして途中で読むのを止めた」(英)と嫌悪感を示す読者も。同書が描いた王子夫妻の話題はしばらく続きそうだ。

 

 

 

 

 

 

メーガン妃 長男もブランドの一部なのか ヘンリー王子との新財団「アーチウェル」の名付けの方が先だった!? 英紙報道

著者:森 昌利

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王室コメンテーターが疑問を呈す 「どっちを優先したのか」

“王室引退”で「ロイヤル」の文言使用が禁止となり「サセックス・ロイヤル」のSNSアカウントを閉め、新たな慈善事業財団として「アーチウェル」を立ち上げると発表したメーガン妃とヘンリー王子。当初は長男アーチーくんの名の由来にちなんで命名されたと報じられたが、実は昨年5月のアーチーくん誕生前からこの名称で新ブランドを作ろうとしていたことが明らかになった。長男を連れて行ったアフリカ訪問では、公衆の面前でキスの挨拶を交わす仲睦まじい様子を披露していた夫妻だが……。専門家から「長男もブランドの一部か」との声も上がっているという。

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 英大衆紙「デイリー・スター」が報じたところによると、昨年5月6日に誕生したアーチーくんの命名以前から、メーガン妃とヘンリー王子はギリシャ語で“行動の源”という意味の「Arche(アルケー)」から作った「アーチウェル」を使って新たなブランドを立ち上げようとしていたという。

 そこで、第1子であるアーチーくんの命名と2人の新ブランドの名称の由来が同じということに、英国の王室コメンテーターが疑問を呈した。レイチェル・ボウイ氏とロベルタ・フィオリート氏の2人がポッドキャストに出演し、この件についてそれぞれ意見を披露した。

 まずはフィオリート氏が「アーチーくんが生まれる前に『アーチウェル』のブランド構想があったということは、アーチーくんもそのブランドの一部として考えていたのか?」と疑問を投げかけた。ボウイ氏も「どっちを優先したのか。アーチーくん、それとも慈善事業?」と応じて、メーガン妃とヘンリー王子の真意が“見えない”と首をひねった。

「息子を普通に育てたい」というのも2人の“王室引退”の大きな動機だったはず。しかし、実際はその息子と連動させて新たなチャリティ財団を命名した。しかも財団を「アーチウェル」と名付けたのが先だったとしたら、息子が“2番目”というイメージも当然浮上する。

 こうなると本当のところをメーガン妃かヘンリー王子に直接尋ねるしかないが、その行動と言動にはちぐはぐさが目立つ印象は拭えない。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)