リアル「Ｄｉ－Ｌｉ－Ｌｉ」

今日の朝の3時に、事件が起こりました。
けたたましいベルの音が家の外から聞こえてきたのです。
何が何だかわからずに、携帯を見てびっくり。朝の3時ですよ。

ベルの音は凄く大きくて、こんな時間にこんな音が鳴っていたら
マンション中に聞こえてるんじゃないんだろうか…というくらい。

外は暗くて、どこで鳴っているのかもわからずに、そわそわしてたら、
他のお部屋に住んでいる方たちが外に出てきてザワザワいい出しました。
それでも、皆さん、訳がわからない様子。
15分くらい鳴り続けた時に、懐中電灯を持っているおじさんたちが
「こっちだ、こっちだーっ」と言って、わたしの部屋の前に集まっているではないか。
わたしの部屋の窓の外は、すぐに玄関側の通路。

なんと、わたしの部屋の外壁についてある火災報知機が鳴ってるらしい。
おじさんたちの様子だと、火事は起こっていないみたいだし。
わたしは、息を潜めてベッドの中で話を聞いていた（←悠長すぎる…）
さらに数分後、遠くの方からサイレンのような音が…。

「まさか…」

やってきてしまった。消防車。
赤いランプを執拗に光らせて、待機している。

しかし、火事は起こっていないし、わたしはボタンを押していない。
わたしたちが寝ている間に、誰かが家の近くに来て、非常ベルのボタンを押したのだ。

総合警備の人や消防隊員も窓の外に居るみたい。
わたしは、最後まで外に出ませんでした。電気も点けずにひっそりとしてました。
我が家の誰かがやったとか…まさか思ってないよねぇ？
引っ越してきたばかりだし、変な噂を立てられたらどうしよう。

で、じっとしてる間に試みたことが２つ。

まず「よし。この大きな音の中で眠ってみよう」と思い、目を閉じてみたけど、
あまりに音が大きすぎて、やっぱり無理でした。

２つ目。「よし。もし火事なら何を持って逃げよう？」
色々考えたけど、案外思いつかないもので…結局「携帯電話」しか考え付かなかった。
パソコンも重いし、CDやDVDなんて、袋に入れなきゃ無利だしね。

しかし…なんだったんだろう？
誰の悪戯？？？かなり迷惑です。怖いし、本当に。
っていうか、何故にわたしの部屋の近くに報知器があるんだろう？
寝ているわたしと集まった人達の距離なんて２メートル以内ですからね。


今日は何事もなく寝れるといいけど。




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