コロンのあそび場

セキセイインコ
趣味や日常

ニ胡(ニコ)が天使になりました

2014-07-11 | セキセイインコ

    

いつもあそび場にいらしてくださいまして

ありがとうございます。

今日はお世話係にとりまして悲しいことを

ご報告しなければならなくなりました。

 

7月10日 朝7時半頃 ニコが旅立ちました。

 

ニコはお腹に腫瘍のあるコでした。

以前から何かとニコの動きを見ていると

バランスが悪いようで、ぶきっちょさんなどと

からかっていました。

しばらく前からその腫瘍が急に大きくなってきました。

病院からいただいた飲み薬を入れたお水を

ずうっとお利口さんに飲んでいたニコでした。

しばらくは 病気もおさまったのではと思うくらい

平和な毎日が続いていました。

 

 

きのうも朝6時頃いつものように朝ケージの扉をあけると

コロンを追いかけるように飛びだしてきました。

ですがとまり木の場所までたどり着けずに

途中で着地してしまいました。

指に乗せてとまり木まで導こうとしたのですが

お世話係の手から自分のケージの上に

飛んで戻って行きました。

 

手をさし出して今日は調子が悪い?と話しかけると

ニコはすすんで手のひらに乗りました。

ニコのケージはしばらく前から大きくなったお腹でも

過ごしやすいよう、ご飯の台やとまり木、かじり木などを寄せて

できるだけの工夫はしてありましたので、そのままケージの中の

ご飯のあるとまり木に乗せてあげました。

 

しばらくして様子を見ると下のしき紙の上にいて

目の前にこぼれたご飯を少し食べるような仕草をしていました。

驚いてとりあえずキャリーに移し すぐそばにお薬の入ったお水と

ニコのご飯と好物の粟穂を入れてみました。

ニコ自身はほんとうに だるそうだったり苦しそうな様子は

ありませんでした。 

ちょっと休んだら またいつものニコたんに戻る

と思いました。

 

キャリーに入れたので いつもと環境が変わっていると怖がるかしらと

いつもの場所でコロンのケージと同じ高さになるようにしてみました。

 

しばらくそっと安静にしてあげたほうがいいかなと思いながらも

せめてお水をスポイトであげてみようかと準備をして

ニコを手に乗せたのに、動きません。

 

おめめを開けて、いつもの表情そのまんまでしたのに。

さっきまでちゃんと反応があったのに。

名前を呼んでも 呼んでも

・・・意味がわからなくて

何度も何度も ニコの名前を呼んでいました。

 

 

毎朝ニコ用にお薬の入ったお水を作る時

いつかは・・・と頭をかすめていました。

それでも ニコがいってしまったというのが

未だに信じられないでいます。

今もときどきニコの体を触ってみてます。

タヌキ寝入りでもしてるのではと

思うほどです。

頭では納得しても 

心の準備ができないでいます。

 

ちょっと変ちくりんで、

いつも何かしら問題をかかえていて

それでもお世話係には

かけがえのないニコたんでした。

 

ニコの病気のことを 話さなかったのは

(いえ 話せませんでした)

ニコは いつも陽気で 一生懸命で ドジで

チャーミングでキュートだと勝手に思い込んでいて 

おちゃめで 変ちくりんで ビビリたんで 活発で ・・・

みなさんにはそんなふうに ニコのことを

覚えておいていただけたらと思っていたからです。

辛いことや 苦しいことは ニコには

似合わないはずです。

 

 

今にも動き出しそうです

 

 

ニコはもう虹の橋に

行けたでしょうか。

おっちょこちょいで心配です。

できればさみしがり屋さんのニコに

お友達がたくさんたくさんできますように。

 

 

 

みなさまに お願いがあります。

もしよろしければ 一行 ひとことでもいいので

ニコに声をかけてはいただけないでしょうか?

何もじゅうぶんなことをしてあげられなかった

不甲斐無いお世話係です。

みなさまの声が届いたら ニコが

喜んでくれると思うのです。

お世話係が必ずニコに伝えますので

どうかよろしくお願いいたします。