外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

慶応義塾に学ぶ

2010-01-24 12:10:21 | 大学ラグビー
Numberのラグビー特集記事を読みました。

優勝校である帝京をはじめとして、数多くの大学ラグビー強豪チームについて今季の戦いぶりを振り返るという、読みごたえのある記事でした。

その中で、生島淳さんが慶應義塾について書いていらっしゃいます。

「今季、慶応の主将を務めた松本大輝は、毎試合後の会見での律儀な答えが印象的だった」
「敗れた後でさえ、『日本一という夢は達成できませんでしたが、この夢を後輩たちに託したいと思います』と毅然とした態度を崩さなかった」
「会見が終わってから、記者団から期せずして拍手が起きたのは、松本に対するねぎらいの意が込められていたからだろう」

私は本当に感心いたしました。
学生スポーツの原点を、慶応ラグビーに見ました。

強豪校では、100人を超える部員を、言葉で鼓舞してプレーで統率するのが主将の役割です。

伝統校では、それに加えて、様々な場面において、大学ラグビー界の顔、イメージ・リーダーとしての役割を果たすことも主将に期待されていると私は考えています。
それが伝統校としての品格、心意気というものであり、その主将は生半可な人物では務まりません。

慶応の松本くんは、伝統校の主将としての役割を立派に果たしてくれました。

しかし、早稲田は、まだ監督問題で揺れている情けない状態にあります。
そして、この一、二年、早稲田の主将から、応援する者の心に響くような言葉が発っせられませんし、さすがと感じられるプレー態度やエピソードを目にすることもありません。

早稲田を一途に応援する者の気持ちですら動かせないチームが、新たなラグビーファンを獲得できるはずがありません。
伝統校である早稲田が、こんなことで良いのでしょうか。


出直しを図る早稲田は、早く監督問題を決着させ、伝統校としてふさわしい人物を主将を選ぶことが何よりも大切だと思います。

大学ラグビーは、トップリーグのマイナー組織ではありません。
トップリーグに進む選手がいてもいなくても、大学チームの品格には何ら関係がありません。
慶応の松本くんも、大学卒業をもって、ラグビーの第一線から退くそうです。

大学ラグビーがアマチュア・スポーツとしての誇りと輝きを保つために、大学ラグビーの顔としても幅広く存在感を示すことのできる人物を主将に選んで鍛え上げる。
そして、現在から将来に向かって大学ラグビー界を支えていく人材として送り出す。

伝統校には、その責任があります。
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