外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ナショナルキッド

2015-07-21 10:45:02 | 映画、テレビ、漫画
梅雨明けして、ひどく暑い日が続いています。
こんな時は、お気に入りのDVDを観るのが一番。
いま私は「ナショナルキッド」に夢中になっています。


ナショナルキッド DVD-BOX デジタルリマスター版
クリエーター情報なし
TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

ナショナルキッドは、1960年8月から1961年4月に日本テレビ系列で放送された特撮ヒーロー番組。
その名のとおり、松下電器が単独スポンサーで、主人公ナショナルキッドの使うエロルヤ光線銃と同型の懐中電灯が販売され、ナショナルキッドを呼び出すためにはトランジスタ・ラジオを使う設定という、いかにも関西商人らしい徹底ぶりでした。

当時わたしが住んでいた富山県滑川市は民放チャネルが1つしかなかったのですが、幸運なことに、その唯一のチャネルで放送されていました。
"ナショナルキッド National Kid" を YouTube で見る


加えて、ナショナルキッドは、定期講読していた漫画月刊誌「ぼくら」にも連載されたので、テレビでも漫画でもナショナルキッドを堪能できる仕組みでした。


1963年4月、父の本社転勤に伴い、家族揃って富山から東京に戻りました。
すると嬉しいことに、ナショナルキッドが繰り返し再放送されました。
この再放送のおかげで、ストーリーが完璧に記憶に刻み込まれました。
1963年 8月16日 - 1963年10月 9日(17:25-17:55)
1963年10月15日 - 1963年12月 4日( 7:50-8:20)
1965年 1月30日 - 1965年 3月16日( 7:45-8:15)
1966年 7月21日 - 1966年 8月29日(10:00-10:30)

ナショナルキッドは海外でも放送されました。
南米ブラジルでも大人気となり、サッカーのジーコ選手が日本でプレーすることに決まった際、「ナショナルキッドの国に行く」と記者会見で語ったという逸話があります。

神宮の応援仲間 Kさん(東海高校ー早大)は、「ナショナルキッド」「七色仮面」「まぼろし探偵」が当時のテレビ番組のベストと主張されます。
2歳年下の私が挙げるならば、「ナショナルキッド」「少年ジェット」そして「忍者部隊月光」あたりでしょうか。

ともあれ、画面に登場する昭和30年代の東京都内の住宅街やオフィス街、そして当時のパトカーや消防車などは、なんともいえず懐かしいものです。
それらを眺めるだけでも、このDVDは価値があります。
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