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大阪UTILITY出張シノギングの様子

コロナの影響もあって2年ぶりの大阪UTILITY出張シノギング。

エリアは2年前と同じ。最後まで凌ぎ切ったような敗退したような微妙な感じで終わった奈良県西部の裏山だ。

大阪府と奈良県の境界にまたがる山地を地下鉄がぶち抜いているので大阪中心部から1時間かからずここに来ることができるのは便利。

シノラー志願者が集まったのでさっそく始めることにしよう。まずは凌とシノギングについて基本的なことをお話しして事前に理解を深めてもらう。お次は実践において基本となる方位の確認と、尾根上に見えている目印を地形図上で確認する。

そしてどこから山に入っていくかの確認が終わったら歩き出す。

住宅地をそれて農地脇の舗装路を辿る。

すり抜ける隙間のないガード。その先にもダメ押しのガードが行く手を阻む。そんなに入ってきてほしくないのか・・・。

良識あるシノラーは無理に突破するなどという乱暴なことはしない。いさぎよく引き返してすぐ南の尾根の末端から取り付くことにする。

すぐ南の尾根の末端にて(笑)うーん、尾根の末端も硬くガードされて入り込むことができない。これもシノギング。

あきらめて前回と同じ道を行くことにする。

ちょっとだけ登った先の広場で作戦会議。まだなにもしていない。

ジュードーパンツをクナイにインして準備万端なんだ。早く凌がせておくれよ。

近くにあるであろう送電鉄塔をひとまず目指すことにする。明瞭な道があるがしっかり地形図を読んで現在位置を把握しながら進む。

予想通りの送電鉄塔。よしよしシノギングらしくなってきた。

次の目標はここから南東に下ったところにあるはずの小さな池。プレートコンパスを合わせて藪に分け入る。ストレートウォークだ。

戦に敗れた侍がへたり込んでいるようにしか見えないがそうではない。計画的昼食なのだ。

腹ごしらえが済んだらお花畑を横切って進む。

裏山らしい廃棄物が散見。

池はこの渓の下にありそうだがじめっとして雰囲気が悪いので尾根に乗ることにする。

尾根に乗ると植生が変わって少しは気持ちがいい。

その後すぐにまた渓に下りて目星をつけた分岐を南に進む。まわりの地形をみて現在位置を推定しながら歩く。

明瞭な踏み跡が渓から離れ高い位置を行くようになってきたので渓へと降りることにする。確保なしでも降りことはできるがせっかくなのでお助け紐を体験してもらう。シノギングの場合、お助け紐の長さは10mもあればだいたいなんとかなる。

鬱蒼としたジャングルのようなこの渓。そう、前回はここで進路を絶たれてこの沢を南にエスケープしたのだ。先ほど歩いて来た道が見つかればH寺まで楽に行けたのだが、渓よりもずいぶん高い位置にあった道を見つけることができなかったのだ。前回のモヤモヤがこれですっきりした。

ここからは前回の逆ルートで尾根を直登して送電鉄塔付近の広場を目指す。

シノギングは登ったり下りたり忙しいのだ。

短い時間ではあるが広場でのんびりしていただく。

情報交換や、

凌アイテムのお試しでしばしのんびり。

撤収後は渓の向こうの丘を目指す。

やっぱり藪(笑)

滑りやすいトラバースから、

またまた急降下。

そしてまた藪。ツユハラヒは藪でも活躍する。

どん底まで下りたら、

ここからまた直登で登り返す。

急斜面をガサゴソと這い上がって最初に歩いて来た道に出た。

前回に負けず劣らず狭〜いエリアをひたすらに凌いだシノラーの姿は戦に勝った侍のように見えた。

最後に決して笑ってはいけないやつ。

シノラーのみなさんお疲れ様でした!

そして出張シノギングにご協力いただいたUTILITYさん、ありがとうございました!

このシノギングをきっかけに大阪周辺の裏山を開拓してくれることを期待しています。

それではまた。

 

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