Best Days

長い長い長い1日の出来事

今思うと、地震の起きた時間が、
不幸中の幸いだった。

通常のチェクイン時間は午後3時なので、

それ以前の時間だったのは本当に良かった。


止まってしまった3基のエレベーターに

閉じ込められた人がいなくて本当に良かった。


回復したのが夜中近くだったので。


とっさに事務所の窓を開け、
意外と頭は冷静で。


情報を得るためにTVはつけていたけど、

まともに観るヒマもなく、

鳴りっぱなしの電話と、
ひっきりなしに宿を求めて来る人の対応。


部屋数には限界があるので、

2階の大きい会議室を開放し、

毛布、飲み物、軽食を提供する。


交代要員のスタッフも来れない状況なので、

自動的にエンドレスの勤務に突入。

私は一番朝早いシフトだったので、

前日夜勤で、一度帰宅後に近所だからと、

呼び戻されたスタッフと共に、

次のスタッフが来るまで限界まで。


いざとなったら、28時間くらいは働きづめでもやれることがわかった。

本当だったら観に行くはずだった舞台も、

もちろん中止で残念。


家族やら友人やらと連絡を取れて、ひと安心。


大阪の義両親や祖母にも心配をかけました。


アメリカにいるトルコの友人とそのお母さんからも、

心配するメールがきてて嬉しい。


こんな大災害が起きると、

どうしても無力さを感じてしまうけど、

自分に出来ることをやるしかない。


1人でも多くの方が救われることを祈って。


くたくたになって次の日の昼すぎに帰宅。


天気が良くて、ぽかぽか陽気で、

旦那様の顔を見て、うめを抱き上げて、

ようやくホッと力が抜けた。

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