著:東良美季
一度、本を読み始めたら、
たいていの面白い本は、途中でやめることが、
不可能になってしまう性分です。
なので、この本の最初の数ページを読み、
これはヤバいと本能的に察知し、
ゆっくり時間を取れるときに取っておいたのです。
結果、途中で泣きすぎて苦しくなり、
間に時間を取りましたが。
猫好きの人以外でも、
きっと心を持っていかれてしまう本です。
猫好きなら、尚更。
登場するのは、生きているのが奇跡だった、
とゆうくらい小さい時に拾われた2匹の猫。
猫の闘病生活と、その一生を、
愛おしい眼差しで、
飼い主の方が綴ってます。
私の筆力では、うまく書けないのが悔しいですが、
とにかくオススメします。
著者の方のブログが、
毎日更新されていて(見習いたいっ!)
旦那様が最初読んでいたのですが、
私も読むようになって。
だから、とゆうわけでもないですが、
より猫への想いがダイレクトに伝わって。
でも、ベタベタしてるわけでなく、
淡々と静かに語られるので、
余計泣けて仕方なかった。
獣医さんの所へ連れていくときに、
その道のりを、猫との時間を、今しかない時間を、
噛み締めて、覚えていようとする、
そんな何気なく語られる想いの端々に、
強く胸を打たれる。
もし私が猫だったら、
東良さんの飼い猫になりたい。
きっと、2匹の猫は、
とてもとても幸せだったと思う。
私にも、猫の神様が、
預けてくれないかなぁと
今も思っている、密かに。
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