あの人は理系か文系かという、人種分類を試みる人がいます。
その人はたぶん理系の人なのでしょう。
文系、理系の前には、事務屋か技術屋かという、主として携わってきた仕事による分類もありました。
仕事上の性格分類は、何となく区別してみたいだけの、知遊財産的価値もずっと薄れたものになってしまっています。
ITは部門ではなく、現代のあらゆるシステムの根幹に、くまなく組み入れられています。
好みも毛嫌いも、そんなことは問題にしてくれません。
Word 派か Excel 派かという分類に、意味がなくなっているのも、流れの中の小さな渦の姿のような気がします。