研修での内容を工夫してまとめ、学びを発表してくれました。
研修生は2年目看護師です。緊張の2人でした。
平成28年9月28日から30日の3日間、関東労災病院で開催された「独立行政法人労働者健康安全機構による第13回栄養士研修」を受講してきました。
初日は、職員のメンタルヘルス、患者さんへの接遇と人間関係についてなど、心理・社会的な分野に関して、グループ討議を交えながら学びました。
2日目には、東日本大震災、熊本地震を経験した管理栄養士から、非常時においての栄養管理室の役割(現場でできること、事前に準備すべきこと)を教わりました。経験に基づく講義は非常に参考になりました。また、地域医療や診療報酬改定に関する今後の国の方針・これからの栄養士の在り方について学習しました。
3日目は、臨床栄養中心の講義が主で、認知症と認知障害の違いや肝臓病の最新の話題、経口摂取・経腸栄養についてなど、病棟業務に役立つ内容が多く盛り込まれていました。
近畿グループ以外の国立病院機構、労災病院の管理栄養士の方々と情報交換が出来、非常に有意義な研修会でした。
今回の研修を、あわら病院での取り組みに活かしていこうと思います。
― 栄養管理室 U ―
あわら病院は今日も頑張っています。
10月8日、あわら市北潟公民館にて市民公開講座を開催しました。
4階病棟と5階病棟の看護師6人で、「家族が認知症‼あなたならどう関わる」と題した寸劇を披露してまいりました。(おかげさまで好評でした。)
院長です。劇の登場人物ではありません。
― 看護部 I ―
スタッフは女優です~
先日(9月7日)の記事でお伝えした通り、
10月8日(土)に、
あわら市北潟150-1の北潟公民館1F集会室で、
14時から15時半の間、
国立病院機構あわら病院第1回市民公開講座を開催します。
テーマは「認知症の予防と早期診断」です。
皆さん、私たちと一緒に、認知症について考えてみませんか。
お問い合わせは、あわら病院地域連携室の田村まで。 ℡: 0776-79-1211(代表)
よろしくお願いします。
10月になりました。
暦の上では秋本番。秋といえば爽やかなイメージですが、台風が近づいているのか今日はかなり蒸しています。
とにかく10月なのですが、ここで9月の行事食を総括いたします。
まずは、タイトル写真の行事食から。写真は「秋分の日」行事食のカードです。
秋分の日に合わせたデザートを21日に提供いたしました。
秋分の日には、おはぎをお供えする風習があります。これは小豆の赤い小粒に魔除けの意味が込められているからとされています。栄養管理室では、噛むことや飲み込むことが難しい方にも安全に美味しく食べられるように、軟らかく調整した「おはぎ風ムース」を作りました。団子はお粥をなめらかに冷やし固め、小豆は粉末のこしあんを水に溶かして砂糖を加えて甘味を調整し、とろみをつけました。患者さんからは「おはぎの雰囲気があってとても美味しかった」と好評でした。
そして9月の重心病棟誕生日会デザートは、昨年と同じく「お月見団子風」にしてみました。昨年は「黒蜜あん」をかけていましたが、今年は「みたらしあん」にチャレンジしました。
お団子はお粥をミキサーにかけたものをムース状に固め、軟らかく食べやすい形状に仕上げました。みたらしあんは、市販のみたらし団子のあんと同様に「水・醤油・砂糖」を混ぜ、とろみを調整しました。お団子もみたらしあんも、冷蔵庫で冷やすと若干固くなるので、その影響を考慮して少しだけ緩めに作ったのがポイントです。
今後も、美味しい行事食デザートの提供に努めてまいります。
― 栄養管理室 U ―
あわら病院は蒸し暑い日でも元気です。