旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

院内認定看護師が誕生しました!そして・・・

2011年01月27日 12時12分52秒 | 看護部

あわら病院の院内認定看護師の制度によって、今年度も、研修を受講した2名が新しく「高齢者看護 院内認定看護師」に認定されました。

高齢者看護に必要な知識、そして看護実践に対する自己及び他者評価をクリアし、さらに18.5時間の講義を受講した上で、認定試験に挑みました。この試験はかなり難しいのですが見事合格し、先日、認定書授与式が行われました。
 
現在、あわら病院の「高齢者看護 院内認定看護師」は9名で、それぞれが口腔ケア・倫理・終末期ケアについて取り組んでいます。長寿医療の充実はあわら病院の使命であり、合併症の予防やQOLを整えることは看護の役割です。認定看護師には、熟練した技術と知識を用いて質の高い看護を提供する「牽引力」になってもらっています。


授与式の様子です。
 
幹部の皆さんは、いつも笑顔がきまっていると思う、編集委員Yでした。


そして「認定看護師」といえば!
当院の「Infection Control Nurse(ICN)」のK看護師が、「月刊ウララ」先月号の福井県の認定看護師特集の中の1名として、掲載されてました。
ICNは院内認定看護師とはまた違って、日本看護協会で認定される資格です。
K看護師や他病院の認定看護師の方々のコメント文がみんな真摯で、こちらも身が引き締る思いでした。


以下、認定看護師について、日本看護協会のHPからの抜粋です。
「高度化・専門分化が進む医療現場における看護ケアの広がりと看護の質向上を目的に、看護界の総意で資格認定制度が発足しました。専門看護師、認定看護師、認定看護管理者の3つの資格があります。
日本看護協会では、教育機関の認定と専門の教育・研修を受けた看護職への資格認定を行っています。1996年に専門看護師が初めて誕生し、1997年に認定看護師が、1999年に認定看護管理者が誕生しています。」

認定看護師の特定分野には、救急看護、皮膚・排泄ケア、集中ケア、緩和ケア、がん化学療法看護、感染管理などの21分野があるそうです。

その中の「感染管理」に関わる「感染管理看護師」について、
以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋です。
「感染管理看護師(かんせんかんりかんごし、Infection Control Nurse(ICN))は、主に病院などの医療機関に所属し、医師、薬剤師などと院内感染対策チームや同様の委員会などを構成して、日常の看護業務や病院内全般における院内感染の防止など感染症対策を行う看護師のこと。感染症対策看護師、感染制御看護師とも呼ばれる。
なお感染管理看護師を担う能力を有する看護師の資格認定として、(社)日本看護協会では感染症看護専門看護師および、感染管理認定看護師の資格認定を行っている。」

ところで「月刊ウララ」とは、福井県のタウン誌です。
福井県下&福井周辺のグルメ、ファッション、エンタテインメント、暮らしの情報などが掲載されています。編集委員Yは時々、コンビニで買います。
「うらら」ちゅうのは福井弁で、「私たち」のことなんやざ!おもっしぇ~のぉ。


あわら病院は今日も元気です。
インフルエンザが流行していますが、皆さんはかてえけの?(元気ですかー?)



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