旧あわら病院ブログ(2016年度までの軌跡)

福井県の北の端にある「独立行政法人国立病院機構あわら病院」の
2008年11月から2017年3月までの記録です。

温泉で行うリウマチ教室

2009年08月11日 14時17分26秒 | 血液・リウマチ

梅雨があけ、夏真っ盛りの今日この頃ですが、皆さまには如何お過ごしでしょうか。
(地域によっては台風や地震で、いろいろな被害も出ていますが…。)

ここで突然ですが、先月初め(7月4日)にセントピアあわらで開催しました「温泉で行うリウマチ教室」について報告いたします。
先月の報告を今頃!?という感じですが、何しろブログ編集委員Yは要領が悪いものですから、7月4日の写真を手に入れるのに時間がかかりまして…。それじゃあ、もういいじゃないか!という向きもあるかもしれませんが、せっかく院外の施設を使わせていただいたことですし、講義内容も面白かったしで、やはり報告したいのです。

前置きはこの辺にしまして、この「温泉で行うリウマチ教室」、これは今まで院内で行っていたリウマチ教室を、院外開催に発展させたものです。
「地域の皆さまにあわら病院の医療を理解していただこう」、そして何より「リウマチの患者さまに、改めて現在のリウマチ医療について紹介させてもらおう」という試みです。院長の意向を受けて(笑)、当院サービス広報委員会の面々が奔走して実現しました。

そしてもう一つ、「リウマチ教室」ではあっても、ただリウマチの話をお伝えするだけではなく「あわらの地域性を活かしたい」ということで、あわら温泉街にある公共温泉「セントピアあわら」をお借りして、教室を行うことにしました。
あわらといえば温泉ですから。近くには屋台村もあり、おいしいラーメンや蕎麦、カレーを味わったり、地元の人と旅行者の方々が交流することも出来ます。

とにかく、あわらといえば日本人の大好きな温泉!温泉に入るなら健康に役立つ温泉療法を知りたい!と、いうことです。
そういうわけで、「温泉で行うリウマチ教室」のもう一つの目玉として、あわら市で開業なさっている「温泉療法医」の坂井寿範先生に、「温泉の健康な入り方」についての講義をお願いしました。(坂井先生は、医師会のがん検診推進委員としてケーブルテレビに出演なさっているそうです!)
当院は地域に根ざした病院を目指しており、こういった形においても開業医の先生と連携できたことは、大変嬉しいことでした。


上の写真は「セントピアあわら」のポスターの一部です。


では、やっと手に入れた当日の写真をば…。



坂井先生の講義です。わかりやすく面白く、そして何よりも、ためになるお話でした。
聴衆の皆さんも楽しそうなご様子でした。
坂井先生ありがとうございます!(ぜひ次回も… )



当院の作業療法士による講義です。ノリノリです。
前回行った院内教室のときよりも、さらに詳しい内容でした。


 
ちょっと画面が暗いですが、津谷院長の講義です。
リウマチ治療の生物学的製剤については、いろんな機会を用いて何度でも皆さまにお伝えしたい!とのことです。


当日は、小会議室がいっぱいになるほどの参加者で、サービス広報委員会のみんなは嬉しい悲鳴を上げていました。参加して下さった皆さま、ありがとうございました。

これからもあわら病院は、地域に根ざした病院として頑張っていきたいと考えています。


おまけ

「セントピアあわら」2階での光景です。リハーサルだったらしいです。


今夜は「三国花火」があります。
ブログ編集委員は仕事なのでサンセットビーチには間に合いませんが、道端で見ようと思います。
今日はどんよりした曇天です。このまま降らないといいのですが…。


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