心理療法士のIさんから原稿をもらいましたー。
先月のことですが、2月28日に、福井県こども療育センターで開催された療育研修会を受講しました。
研修会のテーマは「発達障害児の便利で楽しいiPad活用法」で、講義をしてくださったのはNPO法人支援機器普及促進協会(ATDS)理事長の、高松崇先生です。
高松先生が支援機器の普及に携わることになったのは、ご自身のお子さんの障がいがきっかけだったそうです。 (※詳しい話は ATDS で検索※)。
あわら病院からは、療育指導室の保育士2名と保育助手1名、心理療法士1名が研修に参加しました。
講義ではまず、「障害に対する合理的配慮とはどういうことか」「個別支援とはなにか」についての話がありました。
子ども一人ひとりの困難に合わせた支援機器の導入について、そしてiPadのメリット・デメリットについても丁寧にお話してくださいました。
そして、いよいよ支援に使えるアプリの紹介へ…。
「見る、聞く、書く、話す、計算する、見通しを立てる」…といった、発達障害児がつまずきを感じやすいポイントごとにお話しがあり、とてもわかりやすかったです。実際の現場でどう使えばいいのか具体的な例をあげられていたことも、理解を深めるポイントになりました。
そして講義では、iPadを持っていない人でも操作が分かるように、各テーブルに1台のiPadが支給されたのです。(すごい)
実際に操作しながらお話が聞けるので、さらにさらに、講義に楽しくのぞむことができました。
いつか、当院でもiPadを用いた支援方法を導入したい・・・。
そのために、日々、研鑽に励みたいと思います。
― 心理療法士I ―
・・・この記事のおかげで、料理ブログから脱出できた気がする編集委員Yなのでした。Iさん、ありがとうございます。
でも、下の料理教室のノリも嫌いじゃないです。むしろ好物、welcomeですね!(意味不明)
今日もあわら病院は元気です。