海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

1日早いハーウガミ(泉拝み)

2019-06-06 23:56:44 | 米軍・自衛隊・基地問題

 6日(木)は旧暦の5月4日でユッカヌヒーだった。沖縄では各地でハーリーが行われ、豊漁や海の安全が祈願される。ウミンチュにとっては大切な日なので、今日は辺野古の海上工事も行われなかったようだ。

 明日5月5日がハーウガミで、今帰仁では先祖が使ってきたハー(泉や井戸)を拝み、水を与えてくれる神に感謝する。明日は家族が所用があるので、今年は1日早めて父方の先祖が使ってきたヤナジガーの清掃をして、手を合わせてきた。

 普段は訪れる人もいないので草が生い茂っている。上の写真が草刈り前で、下が草刈り後。今は水は枯れてしまっているが、掘り進めれば水が湧きそうだ。

 ヤナジガーは元岸本部落の人たちが水を汲んだ泉で、かつては岸本出身の人たちがハーウガミに集まったそうだが、今は母と私だけが毎年来ている。水道が普及して泉を使うこともなくなり、こういう行事も消えつつある。

 幼い頃、家族と一緒にこういう自然に囲まれた場所に来て、泉の神や森の神に祈りをささげる体験は大切なものだと思うのだが。自然の中に神を感じ取る感受性はそういう体験から培われる。


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