海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古側の埋め立て工事再開

2019-08-19 23:56:42 | 米軍・自衛隊・基地問題

 19日は台風と旧盆で続いていた休みが明け、海上行動が再開された。この日は断続的に雨が降るとの予報だったので、カヌーによる行動は中止となった。台風対策で片づけていたテントを再設置したあと、平和丸1隻を出して船上から辺野古側と大浦湾全体の様子を確認した。

 朝、ガット船とランプウェイ台船が大浦湾に戻ってきた。長島の間を抜けて大浦湾に出ると、第二十六さだ丸、第二十八旭丸、清和の3隻のガット船が入っていて、ランプウェイ台船は4隻が入っていた。午後にはさらに3隻のガット船が入ったとのこと。

 午前中、ガット船からランプウェイ台船への土砂の積み替えが行われていた。午後になってK9護岸から土砂の陸揚げが行われ、辺野古側の埋め立て工事が再開された。

 K9護岸の奥に三本足の監視カメラらしきものが設置されていた。

 K9護岸に面した崖の一部が崩れ落ちていた。崖の上は辺野古弾薬庫で、崩落はフェンスのすぐそばまで迫っている。近くには工事をしているクレーンのブームも見える。

 辺野古弾薬庫は現在、建て替え工事が行われているが、崖崩れが起こりやすい地質に加えて、近くには活断層も通っている。辺野古新基地ができれば、高さ制限にも引っかかる。こんな危うい場所に弾薬庫を造りながら、事故が発生した際の住民の避難計画もないのだ。

 米国のトランプ政権は使いやすい小型核の開発を進めている。将来、密約に守られて小型核が辺野古弾薬に持ち込まれる。それは十分にあり得ることだ。新基地建設も弾薬庫の建て替えも、沖縄県民が傍観していては止まらない。事故で被害を受けるのはヤンバルの住民だけだと思っていたら大きな間違いだ。

 辺野古崎のK8護岸では午前、午後と消波ブロックの設置が行われていた。台風時の高波対策が優先して行われている。

 カヌーの行動が中止となったので、平和丸による監視のほかはテント2周辺の草刈りを行った。お昼前に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見に行くと、埋め立て土砂の陸揚げが行われる前からダンプカーがK1護岸のそばで資材を下ろしていた。

 埋め立てなら土砂を下ろしてブルドーザーで広げる。バックホーが下した資材を扱っていたので、栗石を敷いて固め、大型クレーンが作業する道を造っていたのだろうか。注意して見ておきたい。

 19日は天気予報よりも雨が少なく、カヌーによる抗議も可能だった。土砂の陸揚げを許さないためにランプウェイ台船やガット船を止める好機だったのだが、逸したのは残念だった。それでも、海に出ることによってはじめて見えることが沢山あり、明日以降のやる気が喚起された。うちなんちゅー、なーひんちばらんねーないびらんどー。

 


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