海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古岬付近の作業ヤードへの資材搬入と汚濁防止膜の設置

2018-11-20 23:42:19 | 米軍・自衛隊・基地問題

 20日(火)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発し、抗議船2隻とともに海上行動を行った。最初にK4護岸の前に張られたオイルフェンスのそばで待機し、午前9時頃にゲートから入った工事車両の行き先を確認した。

 ゲートから入った工事車両のうち、おそらく栗石を積んていると思われるダンプカーが20台前後、辺野古岬近くの作業ヤードに来て資材を下ろしていた。それに合わせてバックホーも1台動き、石材を整理していた。

 同作業ヤードにはクレーン車やバックホーなど多くの重機が停車しているが、その他の車両は見えている範囲では稼働していない。

 辺野古岬近くの作業ヤードの一角には、以前に搬入された石材が山積みになっている。護岸や仮設道路の建設に使用するもので、現在は作業ヤードの保管場所との関係で、徐々に量を増やしているところだろう。

 ゲートから入っているダンプカーのすべてが辺野古岬の方に来ているようではなく、砂や砂利などは別の場所で使われていると思われる。この日は午前中、生コンプラントを出入りするミキサー車も確認された。

 大浦湾は風が強く、カヌーを漕いでの抗議活動は難しかったので、長嶋と平和丸の二手に分かれて、汚濁防止膜の設置状況を監視した。台船に積まれた汚濁防止膜を海に下ろし、連結していく作業はかなり時間がかかっている。空気を入れるのに時間を要しているようだ。

 この後、午前11時過ぎからタグボートで汚濁防止膜を曳航し、設置作業が行われた。作業現場からは遠く離れ、隙間だらけで何の役にも立たない汚濁防止膜である。環境に配慮しているという見せかけにすぎない。汚濁を大浦湾全体に拡散して希釈しているようなものだ。

 大浦湾の風が強かったため、この日は午前中で海上抗議行動を終えた。天気が良くて海の色が鮮やかだった。カヌーを漕いでいると海の美しさ、素晴らしさ、厳しさ、怖さが体で分かる。そして、人を大量殺戮するための軍事基地を作るために海を破壊する愚劣さを肌身で感じる。

 ゲート前では連日、機動隊の弾圧にさらされながら座り込みを頑張っている。入っていく工事車両がどこに行くか、確認するのは海の役割なので今日は辺野古岬の作業ヤードの動きに注目した。次の工事に向けての資材搬入が進んでいる。ぜひ、多くの人が工事の進行を止めるために、辺野古の現場に来てほしい。

 

『政治』 ジャンルのランキング
この記事についてブログを書く
« ゲート前座り込み抗議と本部... | トップ | ゲートから入った工事車両の... »
最近の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事