海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前での作業車チェックと米軍車両への抗議行動

2016-03-24 23:56:59 | 米軍・自衛隊・基地問題

 24日は朝から雨模様で、風と波も強いとの判断でカヌーによる海上行動は中止となった。抗議船2隻が海と陸の様子を見るため出港したので、カヌーメンバー2人が乗船して監視活動にあたった。

 カヌーは中止となったので、キャンプ・シュワーブの新ゲート前に行って、作業車のチェックと米軍車両への抗議行動を行った。「辺野古代執行訴訟」で国と沖縄県の和解が成立して以降、海上から観察できる工事の一つが映画館の解体工事らしきものだ。

 22日には屋上から、解体・除去したらしい廃棄物を落とし、トラックに積み込む様子が確認されている。同工事に関連する車両の出入りがないかを新ゲート前で監視した。

https://www.youtube.com/watch?v=nvWhl-x_vOg&feature=youtu.be

 同時に米軍車両への抗議も行った。キャンプ・シュワーブ所属の兵士によるレイプ事件が起こって間もない。道路向かいのテントで集会が開かれる一方、新ゲート前では10名ほどの人が米兵に激しく抗議していた。

 この日は早朝から射撃訓練の銃声が辺野古区に鳴り響いていた。ゲートから出ていく車両の窓越しに米兵の小銃が見え、国道からは射撃訓練を終えて引き揚げる米兵の姿が見えた。小銃を持った米兵の姿がこんなに簡単に撮れるのが沖縄の状況だ。

 沖縄で訓練した米兵が朝鮮半島やベトナム、イラクやアフガニスタンで殺戮と破壊をくり返してきた。金網の向こうで米軍は好き勝手に訓練をし、週末には金網の外に出て事件を起こす。解体し廃棄物としてゴミ出しすべきは、在沖海兵隊である。


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