海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

進むオスプレイパッド建設工事

2012-12-11 23:55:55 | 米軍・自衛隊・基地問題

 10、11日と高江のN4地区でのオスプレイパッド建設工事が進んでいる。10日はオレンジ色と黄色の2台のバックホーがゲート近くから見え、白と青の2台のトラックに砂利を詰めたトン袋を載せたりしている様子が見えた。奥の方から新たにトン袋を運んでくる様子も見え、砂利を敷き詰める作業が急ピッチで進められている。11日も同様の作業が行われている。

 現場の状況を知る協力者の情報提供によれば、円形のオスプレイパッドの半分近くまで掘削作業は進み、厚さ20センチ程度に砂利が敷き詰められているという。このまま順調に工事が進められれば、年内には砂利の敷き詰めが終わるかもしれない。状況はそれほど差し迫っている。

 工事を止める取り組みは、早朝から午前8時半までが勝負です。高江には支援者のために宿泊施設がありますので、遠方から来る方はぜひ前日から泊まって早朝の行動に参加してください。いくら映画、演劇、ドキュメンタリーを見て感動しても、現場で行動しなければ工事は止まりません。

 10日はN4上空をオスプレイが旋回飛行していた。そのあとメインゲート上空を旋回し、国頭村方向へ飛んでいった。N4のオスプレイパッドが建設されれば、北部訓練場の離着陸帯の拠点として利用されかねない。今は旋回しているだけのオスプレイが、常時N4に離着陸する状況を許してはならない。

 N4のテント近くに咲いているナンバンギセル。道路のアスファルトとコンクリートの隙間に咲く根性を見習いたいものだ。

 


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