海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古の海を埋め立てることの愚劣さ

2015-07-31 22:02:09 | 米軍・自衛隊・基地問題

 7月も最終日となった。海底ボーリング調査はまだ再開されず、クレーン付台船は羽地内海に停泊したままとなっている。

 台風12号のあと、フロートの再設置も終わらないうちに、台風13号が発生している。その動きを見ないことには、作業も進めにくいだろう。仮に再設置したあと13号が沖縄に接近すれば、またフロートをアンカーからはずし、陸揚げしなければならない。これまでやってきた復旧作業が徒労に終わる。

 31日は午前8時40分頃、松田ぬ浜をカヌー13艇で出発した。4艇は浜の近くで初心者練習を行い、9艇が辺野古崎に向かった。

 辺野古崎の岩場から長島に向け、前々日に張られたフロートが伸びている。岩場付近はフロートが二重になっているが、その先はほとんど一重のままだ。本来は二重、三重になっており、沖縄防衛局もその作業を早く進めたいはずだ。しかし、台風13号が発生したことも影響してか、今日も午後2時にカヌーチームが引き上げるまで、辺野古崎や長島付近での作業は行われなかった。

 海上保安庁のゴムボートも、今日は数が少なかった。カヌーチームは辺野古崎側と大浦湾側の二手に分かれて、作業に対する監視活動を行った。

 プライベートビーチの前には、いつもはフロートを運んでいるクレーン付き作業船が泊まったままだった。他の作業船が瀬嵩側にあった絡んだフロートをプライベートビーチの近くに運び、まっすぐに伸ばす作業を行っていると、仲間の船から連絡があった。

 上の写真は午後4時頃、第3ゲートから見た大浦湾の様子。プライベートビーチ前の海上に、まっすぐに伸ばされたフロートが並べられ、いつでも移動できるように準備されている。抗議行動も台風13号の動きを見ながらの取り組みとなるが、作業への警戒を怠りなく進めましょう。

 平島で昼食をとって体を休めたあと、午後は辺野古崎側で監視行動を続けた。久しぶりにフロート越えの練習も行った。

 午前中の作業の様子から、台風13号との関係でフロートを再設置するのは難しいのではないか、ということで、暑さによる体力の消耗も考慮し、いつもより早めに松田ぬ浜に戻った

 カヌーの片付けを終えたあと、差し入れのマンゴーをごちそうになった。くゎっちーさびたん。感謝!

 暑さは厳しいが、夏の日差しに辺野古の海の透明さ、青さが際立っている。カヌーを漕いで毎日数時間過ごしていると、この海を埋め立てることの愚劣さを全身で感じる。翁長知事にもぜひ辺野古の海を海上から眺め、平島にも上陸してほしいものだ。

 


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