海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

5月21日の羽地内海の様子

2020-05-21 23:52:53 | 米軍・自衛隊・基地問題

 21日(木)は午後4時3分頃、羽地内海の様子を見に行った。昨日の晴れ間は1日だけで、また梅雨空に戻ったが、波風は穏やかだった。先週末に避難してきたガット船は、そのまま羽地内海にとどまり続けている。

 ランプウェイ台船・屋部3号と5号も、昨日と同じ位置に停泊していた。週末は大雨になる予報だ。大浦湾に移動するなら、昨日、今日の方が気象条件が良かった。沖縄県の緊急事態宣言が解除されたあと、動きがあるか注目していたが、まだ移動できない事情があるのだろう。

 来週になると沖縄県議選の告示が29日(金)にある。選挙前に工事を再開すれば、反発が噴き出し、辺野古新基地問題が選挙の焦点となる。県内の自民党、公明党から猛反発を受けるのは必至で、沖縄防衛局にとってもやりにくいだろう。

 工事を再開するにしても、新型コロナウイルスの感染者を出さないためにどうするか、建設業者との調整で時間を費やしている面もあるかもしれない。工事が中断してすでに1か月以上になる。ただでさえ遅れている工事が、さらに遅れていく。完成のめども立たない工事は、1日も早くやめるべきだ。

 黒川の賭けマージャンをリークしたのは誰か、と色々と推測が飛び交っているのだが、安倍政権の責任と同時に、日頃、検察とマスコミがどれだけ馴れ合っているか、その実態も追及してほしいものだ。と言っても、マスコミは我が身を切ることはせずに、安倍政権とともに黒川のしっぽ切りで、何とかすませようとするのだろうな。

 黒川という男を検事総長にしようという安倍の目論見のために、どれだけの時間と予算が浪費されたのだろうか。新型コロナウイルスの危機に瀕している中で。黒川と一緒に安倍も辞任するのが当然だ。


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