海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前の抗議行動に参加/米兵が小銃を手に警戒/②-1区域への土砂投入も行われる。

2020-01-24 23:59:42 | 米軍・自衛隊・基地問題

 24日(金)はお昼前に辺野古に行き、キャンプ・シュワブのゲート前で行われている2回目の座り込み行動に参加した。

 午前11時50分頃に、キャンプ・シュワブの新ゲート前を通ると、基地内に入る車両をチェックする場所で、二人の米兵が小銃を手にして警戒に当たっていた。昨日も同じ姿が見られたとのことだが、いつも以上に警戒する事情があったのか。それとも、ただの訓練だったのか。

 いずれにしろ、国道からすぐに見える場所で、米兵が小銃を手にしているのは許されないことだ。沖縄は米軍の占領地ではない。沖縄に住んでいて、こういう光景に慣らされてはいけない。敗戦から75年が経っても、米軍がこうやって好き勝手にふるまっていること自体が異常なのだ。

 資材を積んだ工事車両がゲートの手前に並び始めると、沖縄県警機動隊が警告を発し、午後12時6分頃から座り込む市民の強制排除を始めた。県内外から集まる人たちの思いは多様だろうが、こうやって現場で行動する人たちがいてはじめて、あらゆる議論が成り立つのだ。

 通常国会が開かれているが、辺野古新基地反対を口にする国会議員たちは、沖縄県民や辺野古で座り込む市民の思いにきちんと応えているか。政党であれ個々の議員であれ、選挙に勝つための方便として「辺野古新基地反対」を口にしているだけなら、すぐに見透かされる。有権者の思いを託された議員は、本気で行動しなければならない。

 今日も生コンを運ぶミキサー車を中心に、資材を運ぶ工事車両が列をなしてゲートから入っていった。栗石を積んだダンプカーもあったが、過剰積載が目立った。北勝運輸の空のダンプカーも5台ほど入ったが、埋め立て土砂の運搬に使用するのだろう。

 資材を運ぶ車両がひととおり入ると、ゲート前を何往復もしてデモ行進し、資材を下ろした車両や遅れてきた車両が出入りできないように、粘り強く抗議が続けられる。高齢者のゆっくりとした歩みも、こういう時は大きな力になる。よんなーあっち、ちばいみそーりよ。

 キャンプ・シュワブ内では、国道の下を通るトンネルの拡張工事が続けられている。辺野古の海を埋め立てる土砂を運搬するためらしいが、道路の陥没が進行している。車道だけでなく歩道も修復工事をしているが、そのうち大きな事故が起こるのではないか、と不安を口にする人は多い。

 ゲート前の抗議行動の後、瀬嵩の森の上から大浦湾の様子を見た。午後1時48分頃、K8護岸、K9護岸ともにランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。

 少し前に5隻のガット船が大浦湾を出たようで、南に向かって沖を航行していた。大浦湾内には4隻のガット船(Marumasa3号と1号、聖祐、神峰)がいて、ランプウェイ台船に土砂の積み替えを行っていた。

 午後1時27分頃、豊原の高台から見ると、②区域だけでなく②-1区域への土砂投入も行われていた。

 海面から護岸の上まで4メートルあるようだが、土砂が投入されているのは、その半分くらいまでだろうか。大型クレーンの下には、埋め立て土砂の上に栗石と鉄板が敷かれているのが分かる。24日もゲートから栗石と鉄板が搬入されていたが、このために使用されていると思われる。

 24日は旧暦のトゥシヌユルー(年の夜=大晦日)だったので、今帰仁に帰って屋敷の掃除をし、トートーメーに手を合わせた。25日は旧正月である。いいとぅしないぬぐとぅ、てぃんがなしーんかい、うにげーさーびら。

 


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