海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

強引な右折で直進妨害を繰り返す国士運輸と警備会社・テイケイ

2019-05-16 23:57:45 | 米軍・自衛隊・基地問題

 名護市安和区の琉球セメント桟橋前は国道449号線が通っている。沖縄でも有数の観光スポットである美ら海水族館に向かうレンタカーを含めて、多くの車両が利用している。平日でも昼間は交通量が多く、土砂を積んだダンプカーが右折して桟橋のゲートに入ろうとしても、車列が途切れることがなかなかない。

 そのためにゲート前の抗議行動も有効で、水曜行動で50名ほどが集まってデモをすればかなりの効果が出る。そういう中で、ダンプカーの中には強引に右折し、ゲートに突っ込んでくる車両がある。当然、直進車両は急停車を強いられる。それが分かっていながら、何度も同じことを繰り返す車両がある。

 15日にゲート前で工事車両の動きをずっと見ていると、同じ会社のダンプカーが毎回強引に右折し、直進車両の進路妨害を行っていた。国士運輸という会社のダンプカーで、連なって右折してくるのを見ると、会社ぐるみで確信犯としてやっているのだろう。下の写真の運転手は何度もVサインをやっていた。 

 強引な右折はダンプカーの運転手の判断もあれば、ゲート前で車両を誘導している警備会社・テイケイが行ってもいる。車列が切れたように見えても、カーブから北上する車両が現れ、停車を強いられる。現場の警備員は上からの指示で動いているのだろうが、沖縄の民意を踏みにじって工事を強行する安倍政権の姿勢が、こういう危険な場面を生み出している。

 

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