海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海底ボーリング調査への抗議が続く

2015-11-19 23:56:49 | 米軍・自衛隊・基地問題

 19日は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。長島の近くまで漕ぐと、マリンセキュリティーのゴムボートがいたので周りを囲んで、前日カヌーのメンバーを転覆させたことについて追及した。前日の午後、カヌーとサップがフロートを越えてスパッド台船を目指した際に、マリンセキュリティーのゴムボートが近づいてきたカヌーに船体をぶつけ、カヌーを転覆させている。

 手漕ぎのカヌーに対し、動力船のゴムボートがぶつかってきたら、カヌーはひとたまりもない。もし転覆してスクリューに巻き込まれたらどうなるか。上から指示が出ているのだろうが、それを実行してカヌーメンバーを危険にさらしているマリン・セキュリティに対して、半時間ほど抗議が行われた。

 マリン・セキュリティに抗議したあと、長島の南側にあるフロートの先端部をカヌーで押し、フロート内への入り口を作った。この日は午前と午後の2回、フロートを越えてスパッド台船をめざした。午前は長島の南側から一斉に入ったが、途中で海保のゴムボートに拘束され、松田ぬ浜に強制的に運ばれた。

 午後はサップのメンバー5艇も抗議・阻止行動に加わり、長島をはさんで大浦湾側と辺野古崎側の二手に分かれてスパッド台船にむかった。

 午前と同じく途中で海保のゴムボートに拘束され、松田ぬ浜に運ばれた。海保の弾圧がある中、容易に台船まで行けるわけではない。しかし、ゲート前の抗議を引き継いで行動できるのは、カヌーと抗議船のメンバーのみである。海底ボーリング調査を止めるために力を尽くすしかない。頑張りましょう。

 


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