海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

汚泥や瓦礫が放置された本部港塩川地区/市民有志による抗議が続く

2021-06-22 20:23:30 | 米軍・自衛隊・基地問題

 22日(火)は午前中2時間ほど、本部港塩川地区に行き土砂積み込みに抗議した。

 途中、午前9時25分頃、名護市安和の琉球セメント桟橋によると、ガット船・聖嶺が接岸し、土砂を積み込んでいた。

 午前9時32分頃、本部港塩川地区に行くと南側岸壁にランプウェイ台船2隻(呉屋5号・東栄三号)、北側岸壁に1隻(呉屋7号)が接岸し、ダンプカーが乗り込んで土砂を積み込んでいた。

 ベルトコンベヤーを設置したにもかかわらず、今日も使用されていない。連日の雨で粘着質の赤土を大量に含んだ土砂が詰まるのだろうか。ベルトコンベヤーに場所を取られ、工事車両の稼働領域が狭まっているために、かえって積み込みに時間がかかっている。愚かだ。

 午前9時56分頃、北側岸壁から呉屋7号が離岸していったが、ランプウェイと船体の隙間から濁水が滴り落ち、海を汚していた。

 入れ替わりに第五明豊丸が北側岸壁に着岸し、土砂の積み込みを行った。

 本部港塩川地区の港内には、ダンプカーが積んでくる土砂の粉塵が積もり、汚泥となって溜まっている。土のうで濁水が海に落ちないように防いでいるが、本来は定期的に汚泥を除去すべきだ。

 出入り口付近の道路の陥没もひどく、砂利を入れてもすぐにえぐれて水が溜まる。破損したコンクリートの瓦礫も道路脇に放置されたままだ。そのすぐそばを大型車両が通過する。砂利がタイヤからはじけ飛んで市民の体に当たり、怪我をする人も出ている。

 沖縄防衛局や工事関係者は早急に対処すべきだが、沖縄県は何の指導もしていないのだろうか。港は市民の税金で建設されているのであり、こんなずさんな使用を許してはならないはずだ。

 午前11時頃、南側岸壁から呉屋5号が離岸し、ガット船・鶴美丸に土砂を積み替えていた。今まで見た中で一番浅瀬に近いところで作業を行っていたが、こんなことをしているから座礁事故を起こすのではないか。

 沖縄県は新型コロナウイルスの緊急事態宣言が続いているが、感染者数は二ケタ台に減ってきた。

 この間、感染者を出すことなく、市民有志による現場での抗議行動が続けられている。

 慣れた人が多いので要所を押さえ、時折小雨が降るなか、効果的に抗議を行っていた。

 昨日、6月21日は「世界ALSデー」だった。難病を患ったり、障害を持っている人は、戦争で真っ先に犠牲になりかねない。そういう状況にさせないために、いま私たち一人ひとりが努力しなければならない。

 軍事基地を造る金があるなら、難病や感染症の対策、障がい者福祉に回すべきなのだ。誰もがいずれは老いて体が不自由になり、認知機能も衰える。他人事ではないのだ。

 


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