海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

これで桟橋と言えるのか/安和の琉球セメントで抗議行動

2020-01-22 23:56:35 | 米軍・自衛隊・基地問題

 22日(水)は朝、安和の琉球セメント桟橋に行き、カヌー10艇、ゴムボート2隻(ハクイ、ポセイドン)で、ガット船への土砂積み込みに抗議した。

 午前8時48分頃、安和に着くと琉球セメントの新桟橋では、ガット船・清明が土砂を積み込んでいるところだった。カヌーメンバーはすぐにカヌーを浜に下し、出発の準備を始めた。午前9時20分頃、いっせいに浜を出発して新桟橋に向かった。

 途中、旧桟橋の下を通ったのだが、老朽化して破損が進むこの状態を見てほしい。これで桟橋と言えるのか。こんな桟橋に貨物船を接岸させ、係留ロープをつなぐため作業員を歩かせて、セメントの積み出しを行っているのだ。沖縄労働局はこのような作業を許すのか。

 清明の積み込みは午前10時半頃に終わるだろうと予測し、カヌーによる抗議行動を開始したのだが、午前10時20分頃、海上保安官が海に飛び込んでカヌーのロープを解き始めた。

 海保がすべてのカヌーを拘束し、桟橋の外に出したのは午前11時過ぎだった。その後、清明が出航し、入れ替わりにmarumasa3号が新桟橋に接岸したのは、午前11時半頃となった。

 連日、安和の琉球セメント桟橋前でも、本部港塩川区でも、土砂を運んでくるダンプカーを止めようと抗議行動が行われている。この日は車両による抗議行動も行われた。陸と海で連帯して、埋め立て用土砂の搬出を遅らせ、減らすための行動が続けられている。

 海岸で昼食をとったあと、午後は12時半頃に海に出た。新桟橋はmarumasa3号の船尾付近が波をまともに受けて揺れが大きかったので緩やかに固定し、比較的波が穏やかな船首付近のメンバーの頑張りに託した。

 誰しも自分が一番長く止めたいという思いで抗議している。それでも状況に応じて柔軟に対応し、チーム全体で成果を上げることが大切な時がある。

 カヌーを固定したメンバーが海保に拘束されたあとは、自由に動いているメンバーやゴムボートが第二弾の抗議を行った。

 安倍晋三首相が20日に開会した通常国会の施政表明演説で「辺野古移設」について触れなかった。情けない政治家だな、まったく。新基地建設が順調に進んでいたら、得意になって言及していただろうに。自分に都合の悪いことは隠すしか能がない阿呆が。

 延びる工期、増大する工費、軟弱地盤に活断層、沖縄県民の反発など、不都合な事実は広く知られたくないのだろう。こんな腐った政権の勝手にさせてたまるか。


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