海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

本部港塩川区で辺野古埋め立て土砂の積み込みに抗議

2019-08-20 23:57:36 | 米軍・自衛隊・基地問題

 

 20日(火)は名護市安和の琉球セメント桟橋に行き、辺野古埋め立てに使用する土砂の積み込みに抗議しようとした。しかし、海が荒れてカヌーを出すことができなかったので、本部港塩川区に移動し、陸上で土砂積み込みに抗議した。

 本部港では早朝から本部島ぐるみの皆さんが抗議行動を行っていた。それに合流して土砂を積んできたダンプカーや、空になって出て行こうとするダンプカーの前にプラカードを掲げて立った。強制排除する機動隊がいないので、ダンプカーは動くことができず、約2時間にわたり土砂積み込みが止まった。

 午前11時2分頃に沖縄県警・機動隊がやってきた。抗議する市民の強制排除が始まったが、排除されても並んでいるダンプカーの前に繰り返し立って抗議を続けた。

 辺野古の海では昨日から埋め立てが再開されている。沖縄県民は国政選挙や県民投票で何度も、辺野古新基地反対!の民意を示している。それを踏みにじって強行されている工事を止めるには、市民が工事現場に出て体を張って止めるしかないのが現実だ。

 普天間か辺野古か、という二者択一は日本政府が設定した構図である。市街地にある普天間よりは辺野古の海がいい、と考えるのは政府が設定した罠(わな)にはまるものだ。

 県内移設という形で沖縄の中で米軍基地をたらいまわしし、固定化する。それが日本政府の狙いであり、あくまで基地の被害と犠牲は沖縄に押しつけようというものだ。沖縄人がそれを受け入れるのは自殺行為でしかない。

 機動隊に押し倒された女性が道路で頭を打った。病院で検査を受け、大事には至らなかったが、力ずくで排除する機動隊の弾圧に抗議の声が上がった。

 お昼に安和に戻り、海岸で海の様子を見ながら昼食をとった。琉球セメントの桟橋には朝からずっと吉福善丸が停泊していた。ベルトコンベアの具合が悪かったのか、積み込み作業が長時間止まっていたという。カヌーは海に出られなかったが、結果として午前中はガット船が1隻も安和から出港できていない。

 辺野古に戻ってカヌーを片付けたあと、テント2周辺の草刈りを行った。午後3時半頃、豊原の高台から辺野古側の埋め立て状況を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・屋部5号が接岸し土砂を陸揚げしていた。

 瀬嵩の海岸から見ると、K9護岸にもランプウェイ台船が接岸していて、②工区に土砂の投入が行われていた。

 K1護岸のすぐ内側ではクレーン車で鉄板を敷く作業が行われていた。昨日のブログでも書いたが、大型クレーンが作業をする道を護岸沿いに造っているようだ。埋め立ての進行に合わせ、K1護岸側から消波ブロックの設置が行われるかもしれない。

 K1護岸の上では生コンを流し込む作業も行われていた。

 キャンプ・シュワブのゲート前はもとより、本部港塩川区と安和の桟橋でも、連日炎天下で抗議している皆さんがいる。現場では1人でも多くの人が欲しい。この不当な工事を止めるために、ぜひ辺野古や安和、塩川に駆けつけてほしい。

 


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