海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

大浦湾への土砂搬入と移し替え、K8護岸での土砂陸揚げに抗議

2020-01-23 23:52:24 | 米軍・自衛隊・基地問題

 23日(木)は朝、カヌー4艇で松田ぬ浜を出発した。沖からやってくるガット船5隻の姿を見ながら辺野古崎まで漕ぎ、さらに長島の間を抜けて大浦湾に出た。ガット船はすぐ近くまで来ていて、作業和船がオイルフェンスを開いている。

 カヌーの数は少なかったが、散開してゴムボートをかわしながらガット船に抗議した。前日、安和の琉球セメント新桟橋で土砂を積み込んだ清明やmarumasa3号をはじめ、聖祐、玄周丸、神峰の5隻が大浦湾に入っていった。ほかにタグボートに曳航されたランプウェイ台船1隻(屋部3号)が遅れて入った。

 大浦湾の抗議で2人が拘束されたので、残りのカヌー2艇は辺野古崎付近で2人が戻るのを待った。全艇がそろってから長島で休憩を取り、ガット船が空のランプウェイ台船に土砂の積み替えを行おうとしたので抗議に向かった。

 長島から200メートルほど離れた場所で、土砂の積み替えを行おうとしているランプウェイ台船を目指してカヌーを漕いだ。だが、近づくのは簡単ではない。途中で海保に拘束されたが、海上から埋め立て工事を止めるように声を上げた。

 大浦湾に入ったガット船は、ほかの場所でも順次、ランウェイ台船への土砂の移し替えを行った。

 K8護岸とK9護岸では午前、午後と土砂の陸揚げが行われた。午前10時40分頃、K8護岸では1隻目の台船の陸揚げが終わり、離岸したあと消波ブロックの設置が進められた。

 海保に拘束されて松田ぬ浜で解放されたカヌーメンバーが、ガット船・不屈に乗って辺野古崎付近まで戻ると、2隻目のランプウェイ台船が清明の土砂を半分だけ積んで、K8護岸に近づいているところだった。

 すぐにカヌーに乗ってオイルフェンスを越え、ランプウェイ台船を目指した。海保に行く手を阻まれたが、オイルフェンスの外よりは、はるかに近い位置から台船に抗議することができる。工事を止めることは簡単ではないが、だからといって遠くから眺めているわけにはいかない。

 日米安保条約は必要だが、面倒な基地提供義務は沖縄に押し付けておけばいい。日本「本土」の安全のために沖縄を犠牲にする。その構図は75年前の沖縄戦から変わっていない。辺野古新基地建設はその事実をまざまざと示している。先島地域における自衛隊の配備・強化もそうだ。

 それに黙って泣き寝入りしたら、沖縄・ヤンバルの将来はどうなるか。そのことを思えば、どれだけ状況が厳しくても、屈するわけにはいかないのだ。

 お昼ご飯は差し入れのカレーライスとてんぷらをごちそうになった。くわっちーさびたん、いっぺーにふぇーでーびる。辺野古新基地、なんじくんじしちん、ウチナーンチューの意地さーに、止みてぃいかなーやーさい。


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