デキタン ドシタン

赤松の吹筒花火のはやし言葉です。こんな調子で日和佐(美波町)の出来事やマイライフを公開します。

サフランモドキ

2021-06-23 | 今日の出来事

今回で2~3回目の開花です。

サフランモドキは一年で、何回も開花が見られるので、好きな花の一つです。

草刈りで、きれいに刈り込んでいても大丈夫なのです・・!

名前に関して

学名の種小名は『背稜がある』の意である。和名については薬用植物としてもよく知られるサフランに似ているため、との説明を見ることもある。モドキと着く和名の由来は普通はそうであるが、本種の場合は多少事情が異なる。江戸末に日本に渡来した当初は、本種は本物の薬用のサフランであると誤認された。そのためにその名で呼ばれていたのが、明治の初めになって誤りであることが知られ、この名で呼ばれるようになった。渡来の当時にはバンサンジコ(蕃山x慈姑)とも呼ばれた。なお、蕃の部分に「蛮産」を当てる表記もあったようである

分布

メキシコ、グアテマラが原産地である。しかし現在ではアメリカ近辺国でも見られるようになっている。南アメリカでは栽培状態か、或いはそこから逸出した姿でのみ見られる。日本では広く栽培されてきたが、暖地では逸出して野生化している地域もある。長崎天草地方では水田のあぜ道に群生し、彼岸花のような美観を呈するという

経緯

本種が発見されたのは1824年で、日本には1845(弘化2)年頃に渡来したとされる。これはこの種を持ち込むことを意図したものではなく、同年に持ち込まれたパイナップルの栽培土に混入していたもので、これを薬種目利野田青葭が育てたものであった由。この時、本種はサフランであると誤って判断された。この間違いに明治になるまでかかった。

コメント (4)
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