・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

噴火とは山から超高温ガスが抜ける現象

2014年09月28日 | つぶやきの壺焼

御嶽山がついにお怒りになりました。
山を平地の観光地と同じように、行ってみたければいつでも行けるところと、なめてかかっている人々の多いことに、いいかげんにせいとの警告でしょう。
命を奪うほどの警告はやり過ぎだと、受ける側の人は思うでしょう。
自然はそれほど甘くないものと、危険感覚の麻痺した人々に知らせるには、やり過ぎぐらいでなければ効果はありません。
噴火で死傷に遭った方々はまことにお気の毒ですが、やり過ぎと思っても、自然が相手ではどうもなりません。

人間が用心深さを失っていなかった頃、山のガイドブックには、8月に入ったら山は危ないと書かれていました。
まったくの初心者が、秋の彼岸の終わりごろに3000メートルを超す山に登ろうというのは、無謀でしかありません。
危険に臨むには、心身、装備、知識の準備が必要です。

会社の仕事は終えた、それでは普段見られない景色でもに行こうかと、安易な気持ちでツアーに参加、旅行会社は商売々々と誰でもかまわず集めて現地に送りだす、これが災厄の元になります。
ただふわふわと過ごす難解の世代は、世間のしわのようなもので、そのしわが、はた迷惑になることもあるのです。

よく考えてみれば、噴火とは山から超高温ガスが抜ける現象に過ぎません。
そこで生活している人以外に、人がいなければ、遠くまで灰が飛んで広がるぐらいで災害は起きないのです。

山は山であることを、呼ぶ前に、行く前に、人それぞれにもういちど自覚しなければならないと思うのですが、いかがでしょうか。

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